みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、小島峠に立つ

2020-08-30 21:22:00 | 日記



今日は朝10時に井川町の私宅を出て、お昼には西祖谷山の祖谷美人で天ぷらうどんを食べました。



その後、東祖谷菅生から小島峠を越えて貞光にでてきました。小島峠で菅生見ればあいも変わらぬ徳島よ、との句が書いてありました。
標高1200メートルくらいらしい峠。


峠にはススキがいっぱい穂を出していました。
梅やんにはどこか分からないのですが、私の集金について行っただけです。途中の家でお菓子や甘酒をいただきました。
小島峠はその昔に平家の公達が通った道だそうです。
貞光川沿いの道は狭くて谷底は深く刻まれていました。


つるぎ町貞光の道の駅で休憩しました。菅生から車で1時間20分ほどかかりました。
その後、私が三野町の得意先回りの集金をしているうちに夕立ちに合いました。暗くなってくると、梅やんは後部座席で呟いて居りました。「わたしゃ、銭も持っておらず、貯金もないし、長生きしても辛いつらい。山の木も銭になるんでなし。モリに頼らなしょうがない」と。認知症になってもこのような不安は続くのでしょう。私にはお金のことよりも見守りの世話の方が大変なのですが。
今日は梅やんは池田のデイサービスの後、歯科で最終の治療をして夜には木沢の実家へ帰る予定です。

それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 安倍首相辞意のテレビを見る梅やん

2020-08-30 04:54:00 | 日記


梅やんは朝食を食べて、池田のデイサービスへ行きました。


夜はテレビを見て字幕を読んでいます。池上彰のニュース解説を見ています。
7時過ぎに私が帰宅すると、「瀬津へいてきたか?トウヤンは居ったか?明日は私も帰らないかん」と言いました。リキさんは天国じゃというと、「死んでしもうたんか?」と聞いてきました。夜はこのような状態です。
今日は日曜日。デイサービスが無いので祖谷山まで梅やんを連れて私は集金にいてきます。
それでは今日はこの辺で。