みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やんは相変わらずの世界

2020-08-23 07:03:00 | 日記
昨日、私は午後からの会議が早く終わり、4時半にセツ姉宅から梅やんを連れて那賀奥木沢へと向かいました。
梅やんは「どこへ連れて行く気ぞ。着るものもないし、布団も無いし」と車の中で怒り出しました。それでも、和食あたりまで来ると「あと小一時間じゃのう」と言い、長安口へ来ると「ヒソウネはここから入る」と独り言が正確になって行きました。
日が短くなり、実家に着くと午後7時、暗くなっていました。梅やんは炊飯器の蓋を開けて「飯がない、今夜食う飯がない」と言い始めました。夕食はセツ姉宅ですませています。
私は、今朝の5時から仕事して徳島へおまえをむかえにゆき、こうして連れて帰って、つかれているのだ。サッサと寝ておくれ。私がお前より先に死んでしまうぞ!と。
梅やんは「そんな大声でゆう奴が何が先に死ぬか」と続けます。結局、安定剤を飲ませると大人しく寝てしまいました。


今朝のカシドマルは晴れています。


ヤギは雑草を食べて仕事をしています。
今日は日曜日、身体を休めましょう。それでは今日はこの辺で。