みなみの梅やん介護日誌 梅やんと孫

昨日は4月1日（木）でした。新しい年度が始まりました。

梅やんはよく眠れたようでした。実家にいるときは安定剤を飲ましません。2〜3回トイレに起きたようです。落ち着いている状態でした。

朝食は、5時に私が炊飯器のスイッチを入れ、セツ姉が味噌汁を作り、4人で食べました。食後には梅やんを仰向けに寝させて両足の関節可動域訓練とマッサージをしました。こうすると足の浮腫は無くなります。孫のマサ君が梅やんの世話をよくして、靴下を履かせてくれます。

戦後、梅やんには、セツ、シゲ、モリ、ユキの4人の子どもが生まれ、それぞれの子に2人ずつの孫が出来て8人の孫が居ます。その孫たちのうち6人が結婚して12人のひ孫が居ます。大きな人間集団に発展しました。孫のマサ君は訳あって結婚は出来ず、家から作業所に通所しておりますが、金曜日に梅やんが泊まりに行くと喜んで祖母の世話をよくしてくれます。お茶を入れてくれ、食後の薬の水を用意してくれます。孫のうちで最も梅やんの身近に居るのがマサ君です。梅やんとマサ君にはそれぞれの記憶が残り、強い絆、キズナと言うべき関係性が今も見てとれます。

私は、午後からのリハビリの予約があるので先に実家を出て来ました。神山へ抜ける道中の沢谷には桜や山吹の花が咲いています。

峠から眺めると遥かに高城山の国土交通省の雨量計の塔が霞んで見えます。

梅やんは午後3時にセツ姉に連れられて「ふるさと那賀」のショートステイに入ったそうです。梅やんは車中で怒りだし、施設の玄関に着いても、「誰も知らん人ばかりじゃ、こんな所に入れるか！」と嫌がったそうです。また、今月10日には私が迎えに行きましょう。

新しい年度が始まりました。それぞれが人生の第一線で働き頑張りましょう。それでは今日はこの辺で。