みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 この家を建てた頃、セツと梅やんの会話。

2021-04-01 05:13:00 | 日記
昨日はしんどい日でした。午前中、私が横谷まで歩行リハビリに行っている間にメスヤギが4メートルの擁壁から落ちて死んでしまったのです。あと10日で出産するというのに。何と言っても飼い主の責任だから、可哀想な事になってしまい申し訳ない気持ちになりました。


昨日はセツ姉が一日中働いて実家の掃除や洗濯をしてくれました。私は横谷まで歩いてきました。


ヤマザクラが咲いています。


松谷のモモノハナ。


新居田の滝。ここの奥は西の又と東の又に分かれていてアメゴが沢山おります。


来たる5月から営業が再開される予定の四季美谷温泉の渓谷。


桃の花。


梅やんとチイやんのきょうだい。チイ叔母が元気になって退院できて安心しています。



夕方、チイ叔母たちが来てくれて、話をして帰って行きました。
夜には梅やんとセツ姉がこの家を建てた頃の話をしていました。横谷に家を借りていた梅やんとリキさん夫婦がこの地を開墾して、瀬津の爺さんが屋敷の石垣を積んでくれた上に1万円もくれてこの家が出来たそうです。私はまだ母親である梅やんのお腹の中にいました。長女のセツはよく瀬津の爺さんの家に泊まらせてもらい、弁当をしてもらって北浦の学校へ通ったそうです。「何というても自身親は有り難い、ええ爺さんじゃったわ」と梅やんが話していました。私はヤギを失ったことで意気消沈して、この話を聞きながら先に休んでおりました。


さて、今日の午後には梅やんをセツ姉が和食のショートステイに預けてから徳島市へ帰ります。私は午前中に実家を出て三好市へ移動します。
それでは今日はこの辺で。