みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ヒオウギの実

2020-10-22 06:18:00 | 日記


標高400メートルの地にある木沢のこの付近にも秋が深まって来ました。


昨日も梅やんは歩いて坂道を上りデイサービスの車に乗り込みました。
今年は柚子が黄色くなるのが早いようです。夏に赤い花をつけたヒオウギも黒い実をたくさんつけております。


私は昼まで作業をした後、デイサービスセンターへ行き、梅やんの3カ月毎の個別通所介護計画見直しの話し合いをしてきました。冬場に向けてショートステイを増やし、デイサービスは9回位で行きたいとお願いしました。


そのあと時間があったので対岸にある高山平へマッサージに行きました。左臀部の坐骨神経のスジを押して貰いながら眠り込んでしまいました。指圧すると右は柔らかいのに左は硬くなっているそうです。
中学生の頃、坂州は大きな街のように思えたのですが、今は全くの山の中にあります。この方角は山川町。


4時に海やんを迎えて帰りました。しっかり歩けるので杖が有れば転けないのですが、認知症で杖を忘れるので転けるのです。
今日は10月最後のデイサービス。明日から16日間連続でショートステイに入ります。
それでは今日はこの辺で。







みなみの梅やん介護日誌 ケイトウの花

2020-10-21 05:53:00 | 日記
昨日は、キミちゃんからの電話でお寿司が出来たと言ってくれたので、これは幸いと坂州木頭のフミ叔母宅へ朝一番に行きました。


フミ叔母は元気に畑仕事をしておりました。花や野菜を作るのが上手です。赤色の鶏頭に花が咲き誇っていました。
梅やんはそのまま近くのデイサービスへ行きました。


9時半に帰ってみると、ごみ収集車が音楽を鳴らしながら奥へ入りました。車が岩倉へ行ってくるまでの間にペットボトルの資源ゴミを4ヶ月分まとめて、大急ぎで県道まで出しました。ラベルをはいで、中をすすいで、蓋を取って、指定の箱に入れて、このよう分別の作業を梅やんは82歳まで1人でしていたのでしょうか。うちの子どもは家を出たら日常にはそれっきりでした。その点でキミちゃんは偉い。


午後4時過ぎに木沢診療所へ入りました。ここの看護師は2名です。看護師長さんは、梅やんが認知症で錯乱状態になり上那賀病院へ入院した折に、息子の私に「もう独り暮らしは無理ですよ」と言ってくれた方です。お陰さまであれから9年が過ぎました。
診察では、血圧がデイサービスの記録で上が100を切る時があるのでテルミサルタン錠を減らしました。転けて打撲した肘を処置してもらい、3週間分の薬をもらって帰りました。
早、坂州河原にジョウビタキ鳥が渡って来て低く鳴いておりました。


家に帰り洗濯物を畳む仕事をしております。


夕食はキミちゃんから頂いたカキマゼのすしを美味しそうに食べました。
昨夜は2時にオムツ替えしていつものようにトイレに4回行きながら、朝を迎えます。
近くで鹿が鳴きました。この季節はシカがよく鳴きます。
今日も梅やんはデイサービスです。それでは今日はこの辺で。










みなみの梅やん介護日誌 よく寝ていた昨夜の梅やん

2020-10-20 06:30:00 | 日記


昨日の朝、小雨でした。


いつものようにデイサービスの車に乗って出かけました。


そして、夕方、梅やんは元気にデイサービスから帰りました。
私は両肩にサロンパスを貼り、腰のセレコックス痛み止めと胃薬を飲んで先に寝ました。
22:30に梅やんが寝た様子でした。
それから私は夢を見ておりました。尻尾が黒くてその他は白い子猫が街で行方不明になり探しても見つかりません。起きなければ!
午前2時半、ぐっすり寝ている梅やんを起こし、夜用の紙オムツに交換しました。
また眠ろうとする私。遠くでウコッケイが鳴いている。
午前4時、梅やんがトイレに起きる音がしました。
それから私はまた夢を見る。ブログの主人公のある家に泊まりに行って、気がついたら朝の8時を回っていて帰ろうとしたら靴がない。連れて行った娘も居ない、幼い息子に探して来いと言う私。
午前5時48分、梅やんが私の寝ている部屋を覗きに来て、また寝たようです。後は「ハライタイ、ハライタイ」と小さな寝言を連発しております。

昨夜の梅やんは良く寝ておりました。珍しくトイレ回数が少なくて2回だったと思います。
今日はデイサービスの後、2週間ぶりに木沢診療所受診です。
それでは今日はこの辺で。







みなみの梅やん介護日誌 転倒

2020-10-19 07:14:00 | 日記
昨日の朝、梅やんは「こけた」と言いながら裸足で玄関に入ってきました。台所の三角ゴミ入れを持ったまま庭で転けたようです。「ヒジコが痛い」というので見てみると血が出ていました。梅やんは、庭から杉垣の下のゴミ捨て場へ生ゴミを放りに行くのですが、転けたのは初めてです。杖をついていないから。


手首をつくより肘を着いてうまく転けたようです。脚は大丈夫でした。安定剤は飲ましてないのですが杖を忘れるから困ります。


昼間は休みなのでほとんど寝ておりました。昼食はカレーライス。人参、ジャガイモ、タマネギ、豚肉を入れて炭火で煮込んだら美味しくできたのか、梅やんはたくさん食べました。
夕方は5時をすぎて暗くなりかけて、チイ叔母が赤飯とかぼちゃのおかずを持ってきてくれました。


そのチイ叔母も赤飯を作りながら台所で頭がふらついて転倒したそうです。メガネの鼻留めで眉間を少し切って血が出ておりました。それでも無事に車を運転して帰宅しました。

お陰で美味しい赤飯を頂きました。
それにしても姉妹そろって転けたのは初めて、高齢になると転倒に気を付けましょう。
今日は梅やんはデイサービスに行きます。私は家の裏の側溝をセメントで補修をします。
それでは今日はこの辺で。







みなみの梅やん介護日誌 梅やん、夜中のトイレに5〜6回

2020-10-18 07:11:00 | 日記
昨日は終日雨が降りました。私の車は12時半に三好市の私宅を出て、徳島市の沖洲で梅やんをのせて夕方5時過ぎに木沢へ帰ってきました。梅やんは車中で「どこへ行くんぞ。木沢って何処ぞ?ボケてしもうて分からん!」と言いました。
鷲敷のコンビニで夕食弁当を買ってきて食べた後も、梅やんは台所でキャベツを刻み始め、「飯がない」と言い出しました。私はパチパチとハエを追い払うように手を叩いて梅やんを寝床へ追いやりてガラス戸を閉めました。「ここはワシの家じゃ、出て行け」と怒りながら梅やんは寝ました。しばらく寝た後、起きてきた梅やんは「今日はデイにいとったんだろうか?どうやってここに来たんだろうか」と言いました。食後の薬を飲ませて夜用の紙オムツを履かせて寝させました。それから梅やんがトイレに行くたびに5〜6回ガラス戸が響く音がしました。


今朝は冷えます。雨が上がり良い天気です。カシドマルや高城山が見えます。庭先の雑草をヤギが刈ってくれております。
今日は日曜日。梅やんは「ハライタイ、ハライタイ」と寝言を言いながらまだ寝ております。今日は居間にコタツを用意しようと思います。
それでは今日はこの辺で。