空前絶後の「奇跡」が起きた!
第2回パークゴルフ大会
ハンディ20なのに前回優勝者がまたも栄冠
白井健康元気村主催の第2回パークゴルフ大会が9月16日(日)、遊楽パークゴルフ場(白井市根16-3)で開催されました。今回から上級者にハンディが課せられたので、前回(5月19日)初めてプレーし、成績も下位に甘んじた参加者も雪辱を果たそうとヤル気満々。今回参加した14名が4チームに分かれ、熱戦が繰り広げられました。
優勝したのは岩崎利明さん(80)。「楽しくパークゴルフ」担当で、前回3位に輝いた岩崎邦子さんのご主人です。岩崎さんはハンディ20をもろともせず、前回に続いてぶっちぎりのトップ。まさに「キング・オブ・パークゴルフ」とでも言いましょうか。そして翌朝ですが、岩崎さんは早朝からゴルフに出かけたというから、どれだけタフなのか。不在の岩崎さんに代わって奥様の邦子さんが答えてくれました。「なにしろ主人はハンディを20もつけられたでしょう。そんなハンディは考えられない。今度も優勝したから、『次回はまた20以上のハンディをつけられるんじゃないか』と心配していました」
表彰台の入賞者。左から、吉田司副村長、岩崎利明さん、林勝さん
デジタル思考で2位に食い込んだ副村長
ちなみに2位は、副村長の吉田司さん(81)。パソコンを初心者や身障者にボランティアで教えている吉田さんなので、デジタル思考を屈指してち密な戦略を立てたのかも。「ハンディをマイナス5もらったので、何としても入賞したかったんです。最初のうちは調子が良かったけど、後半がメタメタに崩れた。でも、入賞が転がり込んだので、嬉しいというか、ホッとしています」(吉田さん)
3位に滑り込んだのが林勝さん(74)です。「3位になったのは予想外です」と謙遜する林さんですが、市民大学のОB会で毎月パークゴルフに参加しているベテランです。「今回の遊楽パークゴルフ場はグリーンの起伏が多いので苦戦しました。私は普通のゴルフもやってますが、パークゴルフには都合がつくかぎり参加することにしている。だって散歩するより楽しいじゃないですか」
初心者が2度もホールインワン
村長の玉井秀幸さんは「今回の大会で奇跡が起きた!」といささか興奮気味。「なんとホールインワンを2回も出した参加者がいたんです。こんなの一生に一度もない。それもパークゴルフが今回で2回目という超初心者。まさに奇跡としか言いようがない」
その偉業を成し遂げた板垣晨悦さん(73)は、一夜明けても夢心地。「最初に玉井村長がホールインワンしたんです。その次に初心者の私がやったもんだから、本人よりも周囲が驚いた。で、2回目のホールインワンには、私も信じられなかったですね。ホールインワン賞が用意されてなかったので、特別賞として玉ねぎを1袋もらった。これには嫁さんが喜んでましたよ、ハハハ」
緊張して結果を待つ参加者
ホールインワン2回の板垣晨悦さん。笑いが止まらない