セルフメディケーションは漢方で
薬剤師の横尾洋氏が三度目の講演
白井健康元気村は7月30日、白井市文化会館 「かおりホール」で健康教室を開催しました。最近、新型コロナの第七波が襲来し、全国各地で陽性者数が鰻上りの状態です。にもかかわらず、会場には約50名の市民が駆けつけ、熱気あふれる健康教室となりました。
講師は松戸市で「よこお薬局」を経営する薬剤師の横尾洋氏です。題して「セルフメディケーションで健康づくり~漢方を使うとここまでできる」。
高齢化が進む今、何でもかんでもお医者さんに頼ることにも限界があるというもの。「自分の健康は自分で守る」ことが大切になってきます。セルフメディケーションとは、自分で病状の診断を行い、売薬を用いて治療を行うこと。「自主服薬」といってもよろしいでしょうか。
といっても、何の根拠もない治療や勝手な自己判断をおすすめするわけではありません。正しい情報と知識を身につけるためには、どうしても専門家の指導を受ける必要があります。
そんなセルフメディケーションの手助けをするのが、薬剤師さんの仕事です。元気村での講演は今回で3回目という横尾氏。約1時間半の講演で来場者に大きなヒントを与えたようです。
▲講師の横尾洋氏
▲熱心に耳を傾ける参加者
以下は講師が講演で使った資料の一部です。
「腎」のケアは早めがおススメ!
一旦衰えた「腎」を「元に戻す」ことはできません。
できるのは「衰えるスピードを緩める」ことだけです。
だから、「腎」のケアは早めに始めることが大事です!
🔻
漢方で早めに腎虚対策を始めましょう!
■横尾洋(よこお ひろし)さんのプロフィール
平成3(1991)年に東邦大学薬学部を卒業し、同5(1993)年には東邦大学大学院薬学研究科修士課程修了。その後、日本化薬株式会社、都内調剤薬局に就職。平成19(2007)年に独立し、よこお薬局(千葉県松戸市)を経営する。