仕掛けられた「情報戦」に挑む!
戦争プロパガンダ研究会が発足
▲アメリカで出版された『ジャパンズ・ホロコースト』
えーっ、日本軍が3000万人も虐殺!?
「日本軍がアジア・太平洋地域で3000万人も虐殺した」
そんなトンデモナイ内容の本が今年3月、アメリカで出版された。
著者のブライアン・マーク・リッグは、米海兵隊の士官だったが、
近現代史研究家らが「政治宣伝」を暴く
日本と何ら関係のないナチス・ドイツのホロコースト(
会長に就任したのは、近現代史研究家の阿羅健一さん。
同研究会では、『日本のホロコースト』
▲第1回公開研究会で参加者に訴える田中秀雄さん(産経web8月19日より。撮影=奥原慎平氏)
日本を貶める目的で歴史を捏造
副会長の田中秀雄さんが言う。
「日本軍による香港虐殺に関する資料は、著者のブライアン・
さらに田中さんはブライアン・リッグのいい加減さを指摘する。
「香港攻略戦の司令官だった酒井隆の裁判で、
ちなみに、酒井隆は南京の雨花台で銃殺刑に処せられている。
「栗林忠道も硫黄島で戦死していなかったら、
同会では近いうちに反論本の発刊を予定している。
第2回・第3回の公開研究会が決定
■第2回
【日時】9月15日 14:00~16:30(開場 13:30)
【会場】予約申し込みの際にお伝えします。
【講師】
溝口郁夫「南京事件『プロパガンダ写真』の検証」 阿羅健一「南京事件研究史とRigg本の位置」
【参加費】 2,000円
【主催】 戦争プロパガンダ研究会TEL 03-6912-1045(10:00~18:00)warpr
【お申込み】 TEL 03-6912-1045(10:00~18:00)warpr
■第3回
【日時】10月20日 14:00~16:30(開場 13:30)
【会場】予約申し込みの際にお伝えします。
【講師】
丸谷元人「太平洋戦線における『残虐日本軍』のプロパガンダ」
大高未貴「『Japan's Holocaust』解体新書」
【参加費】 2,000円
【主催】 戦争プロパガンダ研究会TEL 03-6912-1045(10:00~18:00)warpr
【お申込み】 TEL 03-6912-1045(10:00~18:00)warpr
【本ブログでの田中秀雄さん(同研究会副会長)の連載】
■「池上本門寺と近代朝鮮」 田中秀雄(近現代史研究家)
2020/01/25~03/07
●力道山 日本人を熱狂させたプロレスラー 【新連載】池上本門寺と近代朝鮮①
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/55c53e59bef50b14fe7ff4b4e8c30f59
●花房義質 波乱の朝鮮に初代公使として赴任 【連載】池上本門寺と近代朝鮮②
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/70cc6b0a0b261bab6228e5dba6e91cdc
●岡本柳之助 「大陸浪人」の先駆け 【連載】池上本門寺と近代朝鮮③
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/8ba299bf9c525dc182b0eae4fa5f3323
●野口 遵 朝鮮に世界最大級のダムを建設 【連載】池上本門寺と近代朝鮮④
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/c9bfbe7cd0904ddf1289aea63a12326c
●大野伴睦 日韓国交正常化に尽くした保守政治家 【連載】池上本門寺と近代朝鮮⑤
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/df12ceb0d0ac698f14069794babd20d3
●児玉誉士夫 アメリカの落とし穴にはまった国士 【連載】池上本門寺と近代朝鮮⑥
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/da980b29512246d7521ee92933d42d0a
●町井久之 日韓政財界に人脈を広げた最強の黒幕 【連載】池上本門寺と近代朝鮮(最終回)
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/d9f921c502e929d3e961234d0b345c19
【関連】閔妃殺害事件で田中秀雄氏が新資料を発見!
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/04a843fc9d096c5b76fe25af042103e5
【本ブログでは田中秀雄本の書評も】
●《注目の書籍》日米戦争の起点をつくった外交官
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/c0b04a5276a3826c2f81825f241c62b9
●《注目の書籍》日本を一番愛した外交官 ウィリアム・キャッスルと日米関係
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/c461c062eb1b420f4285d3660bd8722e
■この本も読んでいただきたい!
石原莞爾を「脇役」にして昭和の時代を描く。満州事変に深く関与し、満州国では民族主義者として活躍した小澤開作(小澤征爾氏の父)。彼の足跡をたどると石原莞爾の〈光〉が見えてくる。これまでほとんど取り上げられなかった小澤開作と石原の接点が浮彫りになる書き下ろし。
『石原莞爾と小澤開作―民族協和を求めて』
田中秀雄 著
芙蓉書房出版
定価1,900円(税込み2,090円)
【目次】
序 章 平成の邂逅
第1章 予感と胎動―満洲事変まで
第2章 破壊と創造―満洲事変
第3章 希望と秩序―満洲建国
第4章 変調と不安―支那事変
第5章 昏迷と奈落―大東亜戦争期
終 章 小澤開作の戦後
■関連記事も本ブログに掲載
●小澤征爾の父親は民族派学生運動の支援者だった! 小澤開作の満洲人脈と日本学生同盟との関係
https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/a9144b2cbecfa72eb979a392537bc598
昭和27(1952)年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。日本近現代史研究家。映画評論家でもある。著書に『中国共産党の罠』(徳間書店)、『日本はいかにして中国との戦争に引きずり込まれたか』『朝鮮で聖者と呼ばれた日本人』(以上、草思社)、『映画に見る東アジアの近代』『石原莞爾と小澤開作 民族協和を求めて』『石原莞爾の時代 時代精神の体現者たち』(以上、芙蓉書房出版)、『優しい日本人哀れな韓国人』(wac)ほか。訳書に『満洲国建国の正当性を弁護する』(ジョージ・ブロンソン・リー著、草思社)、『暗黒大陸中国の真実』(ラルフ・タウンゼント著、共訳、芙蓉書房出版)、『続・暗黒大陸中国の真実』(ラルフ・タウンゼント著、共訳、芙蓉書房出版)、『日米戦争の起点をつくった外交官』(P・ラインシュ著、田中秀雄訳、芙蓉書房出版)、『日本を一番愛した外交官―ウィリアム・キャッスルと日米関係』(芙蓉書房出版)ほか。