島を買って国を守る？？

　石原東京都知事が、尖閣列島の島を東京都が買う話が進んでいるとアメリカの記者会見で話しました。

　「へっぴり腰の外務省・政府をギャフンと言わせてやる」みたいな発言がＴＶや新聞を賑わしています。

　確かに、固有の領土といいながら周辺に現われる不審な船を排除できない政府の対応には困ったもんですが、果たして東京都が買うというのはどうなんでしょう。

　政府がこれに乗じて「国が買う！」という強い意志があればいいんですが・・・。

　以前、この島を持っている地主さんが「今の民主党政権には売らない！」と言ってるという話を聞きましたが、裏で東京都との話があったんでしょう。

　無人島を買って国を守るという今回の話で思い出したのは、じいちゃんが子供の頃のＴＶ番組「サンダーバード」です。

　ＮＨＫで日曜の夕方オンエアされていました。

　繰り返し再放送されているので、ご存知の方も多いでしょう。

　「サンダーバード」というＳＦ人形劇は、イギリスのＢＢＣで制作されました。

　元宇宙飛行士のおやじさんが無人島を購入して「国際救助隊」という親族一同で結成した組織です。

　「サンダーバード」というのは、救助をするための司令塔となるロケット（サンダーバード1号）や機材を運ぶ輸送機（サンダーバード２号）、宇宙ステーションへの搬送ロケット（サンダーバード３号）、海底で作業をする潜水艇（サンダーバード４号）、そして情報を収集するための宇宙ステーション（サンダーバード５号）の名前です。

　（じいちゃんは、これらのプラモデルをいっぱい買ってもらって作り遊んでました。）

　国際救助隊は、サンダーバードを駆使して自然災害や事故で犠牲になりそうな人々を救うという物語で、すごく夢のある人道支援を育成させるような番組でした。

　石原さんが、国を脅かす外敵から日本を守るために我慢できなくなって、尖閣の島を買うというのとは、ちょっと次元の違う話かもしれませんが、まあそれもこれからの国防の行く末に一石を投じることになるんでしょう。

　ちなみに、じいちゃんが今いちばん守りたいのは、何といっても、かわゆいayameちゃんです！