ayameじいちゃんの日記かな?

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安倍首相はなぜ改憲にこだわるのか?

2016-04-30 11:48:35 | 日記
 安倍首相が民放番組に出演して「憲法改正の議論を高めるべき」という持論を展開したそうです。

 なぜ安倍さんは、ここまで改憲にこだわっているんでしょうか?

 確かに、自民党の党是として「憲法改正」はあるものの、これまでの自民党の歴代首相は「日本国憲法」を尊重し、立憲主義に基づいた政権運営を曲がりなりにもしてきたと思います。

 「自衛隊」にしても「最小限の戦力」ということで「主権者である国民」の理解を得てきました。

 「集団的自衛権」なんて「日本国憲法」から考えたら、絶対に許されないものであるという見解に終始してきました。

 しかし、第2次安倍政権では、国会での議論もなく「閣議決定」という内閣だけの会合で「集団的自衛権行使容認」を決めてしまいました。

 そして、「特定秘密保護法」や「安保関連法」を強行採決…。

 それに続いて行われようとしているのが「日本国憲法の改正」です。

 特に、憲法九条は現行制度と合致しないということで「大きく変えよう」としています。

 縦組織の「自衛隊」では、上司の命令は絶対ですから、集団的自衛権によって自衛官は全世界の紛争地域へ派遣されてしまうことになりました。

 アメリカから押し付けられた現行憲法ではありますが、その憲法によってあの悲惨な戦争後、日本人は平和に暮らしています。

 「もう二度と戦争はしない」というのが、全日本国民の願いです。

 「世界で起こる紛争にも戦力を使わない」というのが、お約束のはずなのに「安保関連法」では、いつのまにか「駆けつけ警護」という名のもとに武器使用が大幅に拡大されてしまいました。

 そりゃ自衛官を紛争地帯に送り込んで武器を使わずに身を守れとは言えません、それはじいちゃんも同じです。

 しかし、そもそも「日本国憲法」では、紛争は話し合いで解決しようというのが本筋です。

 武器輸出にしても、アベノミクスの一環として経済界の要望を汲み入れたものだと思いますが、戦力を保持しないはずの日本が「武器輸出」するなんて信じられません。

 これまで日本は「アメリカの核の傘」で守られてきたと政治家はいうでしょう。

 確かに、そうかもしれません。

 しかし、沖縄や本土の各地にあるアメリカの基地からベトナムや中東へ、どれほど多くの米兵が送り込まれていったかを考えるとおんぶに抱っこ状態ではないでしょうか。

 経済力を増して、戦力を高める一方の中国や核開発やロケット開発ばかりして国民を苦しめてる北朝鮮から日本を守るためには「自衛隊の戦力を高める」必要があるかもしれませんが、そのためだけに国際社会というヘンな集団に巻き込まれていく現状を見ると何だか悔しくてなりません。

 そんなことなら国際金融機関に踊らされてる末期状態の資本主義社会が牛耳る国際社会との交流なんかやめて「鎖国政策」でもしちゃった方が、日本国民は平和に暮らせるんじゃないかと思ってしまうぐらいです。

 「今日から日本は自給自足の国になる」と宣言してしまえば、安倍首相のいう「一億総活躍の日本」を実現できるかもしれません。

 国内だけで利用される高度な医療技術の開発、安全な食品の生産、耐震化された木造住宅や超高層住宅、国内だけを飛び回る小型ジェット機、自動運転で走るハイブリッド車、超高速で移動できるリニアカーと新幹線網の整備、太陽電池などの再生可能エネルギーや日本近海に豊富な埋蔵量のあるメタンハイドレードを使っての発電などなど、国際企業競争なんて止めてしまえば日本国内で必要なだけの労働力は確保できるし、今のような経済格差も是正されていくんじゃないでしょうか。

 あとは、中国や北朝鮮のような外敵から国民と国土をどう守って行くかを考えればいいだけです。

 安倍さんも国際社会との協調とか集団的自衛権で日本を守ってもらおうなんて、これまでの自民党政治の踏襲に固執しないで、もっと斬新なアイディアで国政を担って欲しいと思うんですが…。

 九州であんな大地震があったのに、間近にある「原発」も止められないなんて、一国の首相として完全に判断を誤っていると思います。
コメント (1)
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