何を考えてるの？お肉券やお魚券

　新型コロナウイルスの経済対策に自民党内で上がっていたという「お肉券」「お魚券」に大反発が巻き起こっています。

　一部の族議員から出た意見らしくバカバカしくてお話にもなりません。

　大幅に減少した外国人観光客が高級な「お肉」や「お魚」を食べなくなって、業者の生活が苦しいからという要望に答えたもんでしょうが、何を考えているのやら…。

　こうした族議員が闊歩しているから、日本の政治が公平で自由なもんでないことが分るでしょう。

　おまけに「木材券」なんていうさらにバカバカしい話も出ているようで、苦しい庶民生活には直結しない対策なんて必要ないでしょう。

　新型コロナウイルス対策で国内需要を喚起しようということでしょうが、そんなことは外国産に頼ってばかりの輸入食品や輸入資材を日頃から国産に切り替えようとする政治的な努力が足りないから起こったことです。

　一般庶民はバカ高い国産高級牛肉や高級魚なんて日頃から口にできません。

　外国に行くと観光客用のバカ高い食事があり、裏道に入ると庶民が同じものを安価で食べられる店がたくさんあります。

　以前、海外ロケの際に現地人のコーディネーターに連れて行ってもらったお店にはその国の人しかいなくて白い目で見られた経験があります（もう30年以上前ですが）。

　日本の政治は、外国人観光客を増やそうと必死ですが、同じバカ高いもんを食わされる庶民のことを考えてるんでしょうか？

　日本人でも、お金持ちの人は高い店で美味いもんを食って下さい。

　しかし、よくある安価な居酒屋で外人観光客に席を奪われ、店をオン出されてる可哀想な庶民がいることを理解してください。

　そして、外人だらけだった観光地から外国観光客が消えて、さらに日本人も寄りつかないという行きあたりばったりの経営で凌いでいるお店にも、もっと普段から日本人に対する適切な対応をお願いしたいですね。

　昨日ＴＶを見てたら、中国人や韓国人が犇めいていた時に日本人の観光客に「中国語で対応してしまった」というバカ店員の話がありました。

　同胞と外国人の区別ができないようなバカな現象が日常になってしまったこの国は一体どうなるんでしょうかね。

　海外の観光立国のように同胞と外国人の店舗を地域ごとにある程度分けるような配置換えも、これからの観光政策には必要なんじゃないかと思うのですが…。