ayameじいちゃんの日記かな?

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ネット検索削除の初基準

2017-02-02 11:27:08 | 日記
 最高裁判所で「ネット検索削除」の初基準が示されました。

 訴えていた男性は「グーグル」の検索で自分を見ると、以前の逮捕歴が書かれていたので「検索サイト」に削除を要求する訴えを起こしました。

 この裁判では、一審のさいたま地裁が15年の決定で「忘れられる権利」を認めるなどして請求を認容しましたが、二審の東京高裁は16年に地裁の決定を取り消し、最高裁の判断が待たれていました。

 最高裁は、検索結果の表示の社会的な意義などと比較して「個人のプライバシー保護が明らかに優越する場合は削除が認められる」という判断基準を初めて示しました。

 最高裁は、判断に当たり1.情報の内容 2.被害の程度 3.社会的地位-などを考慮すべきだと指摘し、「児童買春の逮捕歴は今も公共の利害に関する。男性が妻子と生活し、罪を犯さず働いていることなどを考慮しても、明らかにプライバシーの保護が優越するとは言えない」と結論付け、男性側の抗告を棄却しました。(ここまでネットニュースより)

 そして、EUが認めて関心が高まった「忘れられる権利」には触れず、犯罪の内容などによって情報を削除するかどうかを判断するという基準を出しました。

 自動車事故(軽微な)や軽犯罪なら「削除」を求めることも可能ですが、「児童買春」という再犯性の高い事件では、周囲の住民のためにも「削除」しないということです。

 本人は、今は真っ当に暮らしてるんだから削除して欲しいというのが本音でしょうが、周辺に住む幼い子供を持つ親にとっては心配です。

 アメリカなんかでは、警察が「性犯罪者」の情報を率先して流してたりしています。

 大体、出来心かなんか知らんけど、そんな犯罪をしてしまった人が「過去の過ちを忘れてくれ」なんて要求する方がおかしいんじゃないでしょうか?

 やってしまったことは「一生背負ってもらわないと」…。

 生まれ変わったら「真っ当な人間になる」と誓って諦めて欲しいです。

 自動車事故だって、重大なものは、しっかりと記録に残るし、情報もネットにイッパイ出ています。

「過失致死」という法律もあるんだから、いくら「過失」とはいえ、人を殺しちゃったということで、ルールを破ってしまったら、その後の人生メチャクチャになるんだということを再確認して欲しいですね(明日は我が身かもしれない)。

 ネットで何でも検索できる時代ですから、それはそれで怖いんですが…。

 ちなみに、じいちゃんが自分のことを検索すると、以前に制作した作品やイベントのスタッフとして名を連ねているぐらいの情報しか出てきません。

 もちろん、警察沙汰になるような悪いこともしてませんからね。
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