日本が懇願したところで…

武藤経済産業相がワシントンに出向いて、米国がやろうとしてる関税処置から日本を除外するようにお頼み申し上げているのに、米政府は日本を除外しないとツレナイ返事をしてるようです。

カナダなんぞは、米の関税に対して50％の関税を掛けるとか、米国に供給している電力料金を25％値上げすると対抗措置をとると言っています。

トランプさんがやろうとしてることは、結局跳ね返って米国民を苦しめるだけのもんでしょう。

トランプさんを応援してる支持者もいい加減に、こうした政策がいかに米国民にとっておかしなもんだと気づかないのか。

それに、日本政府もアホみたいに「わが国だけは関税を除外して」なんて、恥さらしなお願いに行くなんて止めた方がいいんじゃないの？

そんなことしてるから足元を見られて「もっと米国に投資しろ！」なんて図に乗られてしまう。

いい加減アメリカべったりの政策はやめて欲しい。

国と国の交渉ごとに鼻から弱腰でいると、なんでもかんでもいうことを聞くばかりの難題を押し付けられてしまうのが、日本政府も理解できないわけじゃないでしょう（それとも、これまでアメリカに頼ってばかりで思考回路がオカシクなっているのか）。

それこそ憲法を改正して米国に頼らない国防を考えるくらいの勢いなら、じいちゃんも防衛費の増額に反対せんでもない。

アメリカがそんな気概を見せる日本に対して、どんな手段に出てくるかを見てみたい気もしますね。

そして、米国が軍事的に迫ってくるようであれば、中国との貿易をこれまで以上に増やして、かの国と近寄ってやるのも面白いかもね。

あっちが威圧的に来るなら、カナダやメキシコ、欧州のようにそれにシッカリ対抗すると言葉だけでも言って欲しい。

ノコノコ出かけて頭を下げるばっかりじゃ～、これまでとナンも変わらん未来しかありません。

今こそ、未来の日本人のために何を残すか考えるべきでしょう。

トランプさんなんて、手を振りかざすだけで、結局関税も先延ばしにして、脅しをかけているだけで、同盟国がみんな日本のように頭を下げてこないから戸惑っているかもしれません。

どうせなら、抜け駆けのような自分ちだけのことを考えてないで、米国に盾突いてる同盟国と一緒に解決策を模索する方が、今後のためになるんじゃないかな。

「トランプなんて怖くない」と叫んでみろよ石破さん。

さすれば低迷してる内閣支持率が少しは上昇気配を見せるかもね（ナハハ！）。