何かと問題が多く、米大統領選を戦っているクリントン氏もトランプ氏も「TPPに反対」と言ってる中で、衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は四日午後、TPP承認案と関連法案を自民、公明の与党と日本維新の会の賛成多数で可決しました。
山本農相の二度に渡るアホな発言でTPPに関する質疑は本質を欠いたものになってしまい、ここで採決するなんてことは国民に対する不義ではないかと思います。
各新聞やTVニュースでは「強行採決」という言葉で国民を煽っていますが、自民党・公明党だけでなく日本維新の会も賛成したことで自民党幹部は「強行採決」ではないと言っています。
確かに、与党以外の政党が賛成に回ったのですから、あながち自民党幹部の言うことも間違っていないかもしれませんが、もし米大統領が本当にTPPに参加しないなら、それはそれで大問題です。
当初からTPP会議を振り回して自国の国益のみを考えてきたアメリカですが、さらに自由貿易の概念をすっ飛ばして自国の利益のみを優先するという両候補の公約には違和感を感じます。
逆に、TPPなんてなければ輸出産業以外の日本の国内産業はこれまでと同様に守られる訳ですし、これからはアメリカの言うことなんか聞かないで、彼らが欲しいものを高値で売り付け、輸入するものには高額の関税を掛けてやればいいんですよ。
トランプ氏なんかは、カネを出さなきゃ「沖縄から米軍を撤退する」とか言ってるので、彼らが撤退すれば「沖縄・辺野古問題」も一気に解決します。
その代わり、日本は独自の自衛力と外交交渉能力を身につけなきゃいけなくなります。
それこそが本来の「独立国」の姿ではないでしょうか。
アメリカに追随する国際社会の秩序なんてのも「薄っぺらにお付き合い程度」と割り切れば、自衛隊の守るべきものはただ一つ「国民の生命と財産」ということになります。
そのために必要な軍事的抑止力を持つことや中国や北朝鮮を包囲するための同盟国への支援について、誰も反対しないでしょう。
問題なのは、日本がいくら支援しようが中国とも仲良くしてしまう東南アジア諸国です。
彼らは、資金援助のためになりふり構わず八方美人的な態度を取り続けていますから、安倍さんがいくら中国包囲網を作ろうとしても徒労に終わるかもしれません。
そんな努力をするよりも、中国と仲良く資源を分けあって、巨大人口を抱える中国の足元を見ながら、日本の国益を守って行った方がどんなに有益で安全かしれません。
アメリカの民主主義政策を守るために、東アジアの島国がこれまで果たしてきた役割を理解しない指導者がアメリカに誕生するなら、日本も「アメリカの犬」と言われないような独自外交をすべきではないでしょうか。
山本農相の二度に渡るアホな発言でTPPに関する質疑は本質を欠いたものになってしまい、ここで採決するなんてことは国民に対する不義ではないかと思います。
各新聞やTVニュースでは「強行採決」という言葉で国民を煽っていますが、自民党・公明党だけでなく日本維新の会も賛成したことで自民党幹部は「強行採決」ではないと言っています。
確かに、与党以外の政党が賛成に回ったのですから、あながち自民党幹部の言うことも間違っていないかもしれませんが、もし米大統領が本当にTPPに参加しないなら、それはそれで大問題です。
当初からTPP会議を振り回して自国の国益のみを考えてきたアメリカですが、さらに自由貿易の概念をすっ飛ばして自国の利益のみを優先するという両候補の公約には違和感を感じます。
逆に、TPPなんてなければ輸出産業以外の日本の国内産業はこれまでと同様に守られる訳ですし、これからはアメリカの言うことなんか聞かないで、彼らが欲しいものを高値で売り付け、輸入するものには高額の関税を掛けてやればいいんですよ。
トランプ氏なんかは、カネを出さなきゃ「沖縄から米軍を撤退する」とか言ってるので、彼らが撤退すれば「沖縄・辺野古問題」も一気に解決します。
その代わり、日本は独自の自衛力と外交交渉能力を身につけなきゃいけなくなります。
それこそが本来の「独立国」の姿ではないでしょうか。
アメリカに追随する国際社会の秩序なんてのも「薄っぺらにお付き合い程度」と割り切れば、自衛隊の守るべきものはただ一つ「国民の生命と財産」ということになります。
そのために必要な軍事的抑止力を持つことや中国や北朝鮮を包囲するための同盟国への支援について、誰も反対しないでしょう。
問題なのは、日本がいくら支援しようが中国とも仲良くしてしまう東南アジア諸国です。
彼らは、資金援助のためになりふり構わず八方美人的な態度を取り続けていますから、安倍さんがいくら中国包囲網を作ろうとしても徒労に終わるかもしれません。
そんな努力をするよりも、中国と仲良く資源を分けあって、巨大人口を抱える中国の足元を見ながら、日本の国益を守って行った方がどんなに有益で安全かしれません。
アメリカの民主主義政策を守るために、東アジアの島国がこれまで果たしてきた役割を理解しない指導者がアメリカに誕生するなら、日本も「アメリカの犬」と言われないような独自外交をすべきではないでしょうか。
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