分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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仕事が続かない理由、転職を繰り返す人

2017年05月10日 | 発達障害

グレーゾーンの発達障がいの場合、本人も発達障がいだなんて言葉を知らないから、わたしのような悲劇を繰り広げます!!(笑)

 

前回から書いている通り、自分の腕が正しく曲がる方向、その適切な方向とは真逆と言える全くもって見当違いな方向へと向かい(そういった自分には少しもあっていない職に就くっていう意味)

 

その結果に、仕事が辛くて続かない。自分は何をやってもだめな奴。。

 

そんな風に、さらに自分に対する劣等感を強めていってしまうのです 

 

周りからの理解を得られないから、”甘えている” ”そんなのはただの甘えだ” と言われ…(さらにいうと、彼らは身体面での体調不調も多く抱えています、、慢性的に怠い、眠いとか…)

 

そうして大抵、”鬱になる”というパターン…。

 

仕事が出来ない、もしくは嫌になって、何をしても続かないという場合は、

 

本当に彼らはそれが苦手で、出来ない、もしくはそれを行うことに多大なストレスを感じているという可能性が大いにあるわけです

 

わたしは絶対甘えだんて思われたくないし、言われたくもなくて、、そうして必死になってやり過ぎて、、自分の首を自分で締め上げてきました

 

(グレーゾーンの場合、なんとか血の滲む思いで出来ちゃう人も多いです… でも、確実にポキッと折れるよ…)

 

正確には、グレーゾーン場合は出来ないんじゃんくて、”ものすごく苦手” なんです

 

症状が軽いから、どうにかこうにか踏ん張って、出来てるように見えちゃうことがあるのも事実だけど、本人は相当陰で工夫してたり苦労して努力している

 

でも、結局はそれは曲がらない方へと曲げようとしているのと同じだから、必ずいつか無理が生じる

 

(いくら苦手でも、ある程度は訓練で出来るようにしてあげることは絶対必要だとは思う…、

でも、それはあくまで生活に支障が出ない範囲に、出来きたね!出来てるね?!っていう程度のレベルで良い、充分という話。

ストレスマックス抱えながら、神経すり減らして、あえてそれを仕事にして毎日やることではないよね?っていう話なんです。)

 

甘えなんかじゃないんです!!

 

全てではないけれど、精神疾患の多くは、実は心の問題なんかじゃなくって、こういった発達障がいの二次障害である可能性がかなり高いのです(みんなそのことを知らない

 

それは、発達障害・発達障害グレーゾーンという概念を知らないから

 

自分の脳構造の特性を分かっていないからなんです

 

自分の症状をよく分かっていないからなんです

 

わたしが良い例でした

 

集団が苦手、無理なくせに密な人間関係、繋がりを求められたり、チームワークを要する職場環境に飛び込んでみたり、

 

一人で黙々と出来る仕事でないと頭の処理が追い付かなくてパニックになるくせに、スピートを求められたり、突発的に毎日やるべきことが変動して、臨機応変に動かなくてはならない職場に居たり、

 

同時並行で作業をすることに多大なストレスや怒りを感じやすいのに、ランチ時にめっちゃ忙しくなるキッチンスタッフをやってみたり、

 

人と何気ない会話をするのが苦手なのにも関わらず、販売員、接客業をしてみたり、

 

触覚過敏がなかなかの度合いで強いくせに、一日長時間、両隣に人がいる状態で挟まれ、デスクに座りデスクワークをしていたり、

 

完全なマニュアルがないと不安で何を話したらいいのか分からなくなるくせに、問い合わせの電話受信オベレーターをしてみたり、

 

そりゃあ仕事は続かない訳です

 

多分、自分の苦手なものを克服したくて、”わたしは出来る” ”わたしはふつうだ” と自分を信じたくて、あえてそういった苦手なことを自分への挑戦として飛び込み、自身に課していたように(今思えば)感じます

 

(だってふつうになりたかったから…”わたしはふつうだ”と信じたくてそのためにはそこへ乗り込んで、試すしかなかった)

 

逃げていると克服出来なくて、更にそれらに対する苦手意識が増えるのがわたしは分かっていたから。

 

だからこそ、《わたしがふつになる為には、わたしが自分自身をふつうと信じる為には》、それらの職場・職業で、難なくそれを出来るようになる必要があったのです

 

やっぱり出来たじゃん!!!わたしだって出来るじゃん!!わたしはふつうだよ!!!

 

って、ずっと自分にそう思えることを夢見ていたのに、、

 

毎度毎度、何をやってもそうとは思える日が来ることはなく…、、とにかく常にいっぱいいっぱいになる自分に疲れ切り、、結局はいつも仕事が続きませんでした

(まあそりゃあそうなるよね…今思えば当然なんだけど)

 

その時は本当に本当にいつも落ち込んだ

 

親にも、姉妹にも、友達にも、【またわたし仕事を辞めた】って言う自分が、本当に本当に惨めで、恥ずかしかった・・

 

たかがコーヒーショップのカフェ店員でさえも、わたしには辛くて出来なかったのだから…

 

最近になってようやく、何故わたしは何をやっても嫌になるのか?何故出来ないのか?が、分かったように思うのです

 

曲がらない方向へとわたしは必至で曲げようとしていたから…

 

そのせいで、痛い思いをして無理やり曲げた腕は徐々に変形して、真逆に曲がりかけていたかもしれない…(これはもう複雑骨折の域だよね…

 

そうやって自分が何のか全然分かっていなかったせいで、十数回以上も職場を変えたわたしですが、今思えば間違いだらけの職選びで…、笑えるネタが沢山あります

 

(何でみんが出来る簡単なことに、こんなにもストレスと苦悩を抱えてしまい…、わたしだけ続かないのか…?

その原因がずっと分からなかったら、恥ずかしくてずっと隠してきたけれど、発達障害の影響だと思うと、笑いのネタで話せる!!と思えるようになりました)

←わたしの過去のパニックネタを、これからはちょくちょく書いていこうと思っています

 

わたしと同じような人がわたしの書く記事を見て、仕事が出来ないのは自分が悪いんじゃないって安心して、そして笑って、自分に自信が少しでも持てるようにね

 

わたしには出来ないこと、とっても苦手なことがあるんです

 

ならば、出来ないことを要求される職場に身を置いてはいけない。辛くなるだけです。

 

どう頑張ったって、発達障害があると、腕が曲がる方向っていうのは決まってしまっているのだから

 

みんなのように柔軟には曲がらないのです

 

そのことをわかっていないと、本当につらくなってしまいます

 

つづく

 

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コメント (2)
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