院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

理性を磨きつづける

2020年02月20日 | 仕事関係
毎日、いろんな人の頭を調整していると、人それぞれいろんな思いが伝わってくる。

体調不良の方の殆どは、過去現在、解決できない難題を強く握りしめている。

握りしめているというよりは、つらかった時期の思いを解決しないまま忘れている。

潜在意識には、辛いイメージがちゃんと残っていて、難題が多いほど体調が優れなくなっている。

他人から言われた厳しい一言、自己卑下、自己憐憫、そんな想いを解決できないまま心の奥底にしまっている。



脳の記憶というより、潜在意識、心の想念帯につらい記憶が刻まれている。

本人が体験した、凄まじい辛さが私の方に伝わると、同じようにつらく涙がでてしまう。

顔をクシャクシャにしながら、お客さんに悟られないように号泣するのを抑えるのが大変。

その苦痛と、今まで培って来た限りない安心感を交換すると、心が穏やかになり顔まで変わってくる。

過去現在のつらい想いは、毎日の感謝によって薄らぐこともある。

しかし、感謝の上書きだけではどうすることも出来ない時もある。

それは、つらい思い出が強すぎると、他人のつらい意識を引っ張り、よけい辛くなるから。
ひとつ辛い意識を抜いても、本人がまた辛さを思い続ければ、また入ってしまう。

まさか、不平不満、焦り、悲しみ、辛さの感情が健康を害するとは思っていない。

本人一人の体なのに、何人もの同じ意識が入ると、つらさも増すし他人を許せなくなる。

そんな意識を交換するため、理性を磨きつづけるしかない。

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