院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

運気と色メガネの枚数

2013年12月23日 | 日記
自分の運気が下がり続けると、当たり前のように自分以外の外に救いを求めるようになります。

藁をも縋りたいとの気持ち…、その方向が良い方向に向けば、徐々に運気が開けて来るとか、劇的に変わって来ることもあるかも知れません。

口伝えに、「良いことが起きたらしい」から、そちらを試してみようと実行しても上手くならない事もあるでしょう。

そんな時は、ジタバタせずに、自分を縛っている思考を停止して、シンプルに考えて見ることですね。

自分の固定概念、他から言われ続けている呪縛のレールから、一度離れて見てはいかがでしょう。

人生の試練には、「本人に乗り越えられない課題は出さない」と云われることもありますが、まさにその通りで、その人にとって達成されお墨付きをいただける方と、そこから離れ「別の道に行きなさい」との流れが在るように思います。

別の道の中にも、「今の自分の考え方を変えなさい」と云う方向性を内在していますが、思考を変えるには根本から変えない限り、表面的に取り繕った意識変革だけでは、何時の間にか、いつもと同じ方向で何も変わらず同じ苦労することになってしまいます。

では思考、

考え方の根本は、正しく見られるかが始まりです。

それは、仏教用語の「正見」です。

宗派が違うだの、何だのかんだのもあるかも知れませんが、正しく見られるかがスタートになります。

私も含め、大概の方は、自分の目の前にフィルターを付けて見られる傾向にあります。

心境が穏やかでは、透明なフィルターかも知れませんが、気に入らない心境になりますと、赤や暗い色のフィルターを付けてしまいます。

色付きのフィルターをかけながら、相手に良かれと思って話しをしたら逆ギレされたとか…、双方とも色付きメガネをかけると、そのような事は幾らでもあります。

故に、運気が下がる時には、多彩なカラーのフィルターをいっぱい持ち歩いています。

愚痴で一色、嫉妬で一色、不満で一色、怒りで一色、他人のせいにして一色…、ののしりあって、双方に一色ずつ…、いったい何枚お持ちなのでしょう~

カラフルさが自慢の方は、自己中心的で煌びやか。

「人の不幸は蜜の味」的な方も、何十色の色メガネをお持ちの方。

色メガネの枚数を少なくするには、日頃から正しく見ようとする実践が不可欠です。

心穏やかな時に、今日一日、曇りの無いフィルターで物事を見たかを振り返ってみます。

第三者の目で、謙虚に自分自身を振り返ってみます。

日頃の多忙さの中の実践で、如何に色メガネの枚数を少なくするか、そこが何よりも大切なことだと思います。
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