「健康維持には運動が必要!」と指導する場面によく出会う。
私もそのように言う時があるのだが、世界の長寿の町を調べてみると「運動をおこなう!」という意識で体を使うのでは無く、生きていく為の当たり前の行為として体を使っている事に気づく。
例えば、都会に住んでいると、水が飲みたければ蛇口を捻れば水が出る。
だが、長寿の街の人は「水を汲みに行く」という行為をおこなわなければならない。
しかし、都会では「汲みに行く」事は凄く難しいこと。
なら、都会生活者がどのようにして「無意識に体を動かす」ように意識が持てるか?。
その「心の持ち方」を問う事が本当の健康指導になる。
体を動かす事と引き換えに健康が得られるのでは無く、体を使って生きるのが当たり前!。
意識の転換を気づかせることが大切。
「便利」
「快適」
「飽食」
「娯楽」
はその反対側にあるものだと気づく。