長年「健康指導者」をしていると、ある言葉を毎日言われます。
その言葉とは「治して欲しい」。
本当に皆さん言われます。
例えば「テレビが壊れたから直して欲しい」というなら解ります。
また、大きな病気や怪我、ウィルス感染の為にクスリや医療が必要な場合は理解できます。
ですが、日常の不摂生や老化からおこる「肩こり」「腰痛」「膝の痛み」「肥満」etcを、自分の改善無くして「治して欲しい」というのはちょっと違う事に気づかなければいけません?。
私のところに来られる方は、「病院や治療院に通っているけれども良くならない」方が多く来られます。
その人達は
・食べ過ぎ ・運動不足(整備不足) ・依存心のよる痛みの継続
・歪み ・癖
これらが症状を作り出している事を知らない事が多いのです。
ところが、それらの改善の話に耳を貸せる人は良くなっていきますが、「治して欲しい」という心が強い人は、いつまでも改善されません。
自分の体を「治したい」というのであれば、自分の動きの癖、食癖などを考え直さなければいけません。
実生活の中にある原因を見つけ出す事に意識を向ける事が「治す」という行為なのです。
物を直すのと同じ感覚でいてはいけません。
経験上、医療、買い物、交通など、生活に便利が行き届いている場所ほど依存心は強い傾向にあります。
心の甘えは必ず体に反応として現れてきます。
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