世の中、実に様々な健康に関する運動系のレッスンがあります。
そして、指導者も「フィットネスクラブ」、「カルチャーセンター」で教える人、団体に所属して指示を受けた場所で指導する人、自分で会場を押さえて主宰する人(私は現在この部類です)と、形態も様々。
自分でカリキュラムを考え、自分の授業を作る人、人の考えた内容をコピーして伝える人(お弟子さんや研修生)本当に指導者の生き方もイロイロなのです。
私は何とか口コミで人が集まって頂けるようになりましたが、ここまで多くの指導者のレッスンを受けてきました。
すると良いレッスン、本当に独立して自分の実力で人気を得ている人には絶対条件のようなものがあるように思えます。
それは...。
授業の中にその人の誠実性や真実味を感じられるという事!。
すると参加者は「共感」を覚えます。
私のレッスンを体験に来られるインストラクターの方々が、「どうやって人を集めるのですか?」「どうやって食べていけるようにしているのですか?」「どんなカリキュラムですか?」と尋ねられますが、実はそんなテクニック的な事はそれ程重要だとは思っていません。
授業を作る際「何を伝えたいのか?」という自分の意見や考えをハッキリさせておくだけです。
最悪なのは、「何も考えずに出たとこ勝負!」みたいなレッスンでは食べてはいけません!。
準備も無しにレッスンをおこなう「癖」が付くと、自信が無いので「自分は凄い先生なんだ!」と魅せたがるようになります。
すると、自分に偽っている為(演技をして生きている)に疲労感があり、達成感も味わえないので、人を魅了するレッスンが出来なくなります。
健康指導は、人が生き生きと生きていく為に時間を提供する仕事です。
かっこよく見せる、凄い先生と思ってもらう、お金を稼ぐ。
このような先生のレッスンは、一時的に注目が集まる事があっても継続的では無いようです。
(健康ブームの今、次から次へと出ては消えるのは先生側にも原因があります)
自分が本当に伝えたい事を、淡々と研究し、伝えて行く先生のレッスンは、真実を伝える為に時代を超えて愛されていきます。
最近、カルチャーセンターでは「健康」に関するプログラムが人気下降気味だと聞きます。
それは、本物の先生の絶対数が少ないからでしょう。
これからは、「真実」を伝えていくような本物志向の先生でなければ生き残っていけない時代でしょう。
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