修行時代に、1番の疑問は「生徒さんとの距離」でした。
「どのようなスタンスで付き合えば良いのか?」。
どんな仕事でも、この距離感が掴むのが上手な人は成功しやすいと思いますが、なんせ「指導」という仕事は初めてで、更に対象はほとんど年上の方になります。
当時は多くの先輩に質問しましたが、納得いく答えは得られませんでした。
今は、そんな疑問も解決されたのですが、答えを得たと同時に強烈な「教訓」となっています。
ヨガをはじめ、多くの指導者は身体の事、精神世界、様々なことを学びます。
この時に「真実」だと思うことに出会う時が度々あるのですが、これが「落とし穴」になる事があるのです。
自分は凄い事に気がついた!。
自分は他の人より特別!。
自分が多くの人より精神的立場が「上」だと勘違いしてしまう事があります。
更に、有名な人と出会い褒められたり、本を出版したり、マスコミで取り上げられたりすると、その傾向は更に強くなってしまいます。
私達「指導者」は、健康的な事や心の問題で悩んでいる人に「気づかせる」役目であって、偉そうにする立場ではありません。
「私は凄いんです!」
などと謳う必用はありません。
この甘美な「落とし穴」に落ちてしまった人を、沢山見てきました。
2015年から、段階の世代が前期高齢者となってきます。
健康指導は待ったなしの状態です。
多くの健康指導者が、本気で活動して、元気な高齢者を作っていかなければいけません。
また、是非「本物の指導者」の元で多くの方が学んで頂きたいと思います。
本物の方は、きれいな装飾を自分にまとったりしていません。
HPなんかも、実に地味だったりします。
自らの実力範囲で、自分を高める為に活動されている指導者は必ずいらっしゃいます。
そんな、道友との出会いがこれからの道筋になっていくはずですね!。
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