『健康100話』ボディリフォームストレッチ公式ブログ

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健康100話(301)使われていない能力

2015年02月03日 13時20分26秒 | 健康・病気
 「普段使って無い能力を使う」

子供の頃のように、身体の能力を全力で使っていた時は、身体に備わっている能力がフルに使われるのですが、大人になるとそうはいきません。

仕事でパソコンを1日中眺めていたり、重い荷物を運んだり、身体は使われる能力はフル回転ですが、使われなくなった能力はドンドン使われなくなっていきます。

その使われてない能力を、思い出してみましょう!。

① お腹を「ぐ~!」と鳴らしてみる

子供の頃、外で遊んでいるとお腹が「ぐ~」と鳴りましたよね!。
そして、一目散に家に帰って「おやつ」を食べます。
このお腹が鳴るという現象を、最近経験しましたか?。
大人は「小腹が空いた!」と言い、すぐにお腹に食べ物を入れますが、お腹が鳴っている時に、身体の中でどのような事が行われているのでしょう?。

まず、「ぐ~」と鳴るという事は、「胃袋が空になったよ!」というお知らせです。
ですが、腸に中では大切な作業がおこなわれようとしています。

胃袋が空になり、腸の中の便が排泄され空洞になると、腸壁から「モチリン」というホルモン物質が分泌されます。
このモチリンが、腸壁の掃除をする洗剤の役目をします。

だから、「ぐ~」とお腹が鳴ってから、スグに食べ物を入れるのでは無く、1時間から2時間ほど空腹の時間を作ると、腸内の掃除がおこなわれ、綺麗な腸になるわけです。

「小腹が空いた~!」と言い、スグに物を入れてしまう人の腸は、いつも汚れている事がお解かりだと思います。
日本人の男女どちらにも、大腸がんが多いのは空腹感を感じなくなった事が大きな原因の1つではないでしょうか?。




② 肺をフルに使ってみる
最近、深呼吸しましたか?。
肺という臓器は、唯一自分の意思で動かせる臓器です。
この肺という「風船」をめいっぱい膨らませたり、逆に息を吐ききって小さくしたりという事は、カラオケに行って熱唱したり、管楽器の演奏したりする人意外はほとんど通常の無意識呼吸だけになっていると思います。
さて、肺を意識的に動かす事で、どのようなメリットがあるのでしょうか?。

では、深呼吸をして肺を膨らましてみましょう!。
すると、胸が持ち上がるのが解ります。
パソコンやゲーム、携帯電話を使うことが多く、背中丸く猫背気味の人は特に実感されるでしょう!。
呼吸が浅く、背中が丸くなっている時、肩甲骨という「羽」のような骨は外側に広がっています。
すると、自然と肩が力み、首が詰まった感じになってきます。
この状態が続くと、血行が悪くなり、肩こりの原因になってしまいます。

この状態は、血圧も上げてしまいます。
長年、血圧を下げる薬を飲まれている人は、肩甲骨の硬さをやわらげ、可動域を広げてあげると、血圧が下がる事がよくあります。
これは、肩や首の緊張がほぐれ、脳への血行がよくなった事を意味します。

更に、肩甲骨が外に固定されてしまうと、腕を上げる動作がやりにくくなったり、二の腕のたるみ、胸筋の縮みに繋がっていきます。

東洋医学で、肺という臓器は酸素を体に取り込むだけでなく、全ての臓器のバランスをサポートする役目があると言われているのはこのような事からも判ります。
時には息を深く出し入れしたり、時には止めてみる。

肺を活用する事で、心身ともにリフレッシュするメリットがあるのです。






③ 歩く(※物を持たずに!)
買い物や犬の散歩などを除いて、「歩く」ための時間って、以外と無い人がほとんどではないでしょうか?。
歩くという行為は、移は、動手段だけではなく、私達が生きていく為にとても重要な役割があります。

「体の歪み」という事場を聞いた事があると思います。
肩こりや腰痛などは、体の歪みが原因という健康法は世の中に沢山あります。

この「歪み」とは、主に身体の土台である「骨盤」、そして大黒柱である「背骨」の歪みを意味します。

この2つの歪みの原因は、
・ 運動不足
・ 食べ過ぎ
・ ストレス
大体この3つが主な原因とされています。
運動不足とは、同じ姿勢や同じ動作が続いたために、使われている筋肉と使われて無い筋肉の差が激しかった為に、背骨に歪みが生じたり、関節の可動域が狭くなったりすることを意味します。

食べ過ぎによって、筋肉の1部分に「こり」が発生し、歪みの元になってしまいます。

ストレスも、精神的な反射反応として、身体に「こり」を作ったり、疲労が溜まったりして歪みの原因となってしまいます。

さて、皆さんは子供の頃公園で「砂遊び」をしましたよね。
その時、「笊/ざる」を持っていき、笊に砂を入れて揺すると、キメの細かいサラサラの砂を作った記憶があると思います。

歩いた時、踵に掛かる衝撃は、まさに「笊」と同じ効果を生み出しています。
あの、交互に踵に掛かる衝撃で、骨盤や背骨を本来の正しい状態に戻す役割があるのです。

あの衝撃によって、骨盤や背骨周囲の筋肉の緊張が解され、正しい状態の戻ろうとする。
そして、正しい状態の土台の上に、正しい状態の背骨が乗り、その上に「脳」が乗っかり、リラックスした脳の状態が作られています。
歩くという行為は、単に移動の手段だけでなく、私達の身体(脳、身体、精神)が健康を維持するために必要な行為だという事です。

但し、先ほども書いたように、物を持って歩いたり犬の散歩でリードを持った状態ではこの効果は生まれません。

また、耳にイヤホンをつけて音楽を聴きながらや、友人とお喋りしながらでは、この効果は生まれません。

自分の集中して歩く!!。
これが大切なのです。


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