畑岡奈紗が史上初となるアマチュアとしてメジャー制覇を成し遂げた2016年の国内女子ツアー。その他にも様々な史上初が生まれました。ここでその一部をご紹介!
【関連】シーズン最多ホールインワンを達成したキム・ハヌルのクラブが体に巻きついていくようなスイング
・女子ツアー史上最長のパー5が誕生
昨年までの鶴舞カントリー倶楽部から静岡県にあるグランフィールズカントリークラブに舞台を移して行われた「サイバーエージェントレディス」には女子ツアー史上最長となる603ヤードのホールが登場した。さらに9月に登別カントリー倶楽部で行われた「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」では2ヤード更新する605ヤードに設定された5番ホールが選手を苦しめた。また、烏山城カントリークラブ二の丸/三の丸コースで行われた「日本女子オープン」では、通常営業ではパー5として使用されている17番をパー4として、これまでの450ヤードを40ヤードも上回る490ヤードに設定された史上最長のパー4が選手たちの前に立ちはだかった。
・9ホールの最少パット記録
「ほけんの窓口レディース」の2日目に沖せいらがハーフ7パットで回り、9ホールの最少パット記録を更新した。内訳は0パット5回、1パット1回、2パット3回。人生初のホールインワンにチップインバーディ4回と圧巻のプレーだった。
・36ホールでの史上ワーストストローク…
「meijiカップ」で高島早百合が初日“96”、2日目も“86”と苦しみ、パー72のコースでは、36ホールのストロークのワースト記録を更新。さらに「伊藤園レディス」で上原彩子が追加ローカルルールの“リフト&クリーン”の処置を誤ったため、初日のスコアに68打罰をかされ、2日間合計“209”と最多ストロークを更新することとなった。
・シーズン最多ホールインワン
「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」2日目にキム・ハヌル(韓国)がホールインワンを達成。1シーズン3度は韓国時代を含めて自身初だ。「オフの合宿で球を打ち込んだことで、球が強くなるなど良くなった手応えはある」と話していたとおり、ショットの精度が上がったことが記録達成につながったといえる。だが、3回達成しても「自分でも不思議なんです」と“ホールインワンの秘訣”は見つかっていないとか。
・200試合連続出場
ゴルフ界の鉄人・表純子が「ゴルフ5レディス」で前人未到の200試合連続出場を達成。大好きなビールでキャディを務める夫・広樹氏と共に祝杯を挙げた。今年は「富士通レディス」終了時の賞金ランクが36位と、35位以内に与えられる「TOTOジャパンクラシック」を逃し記録が途切れる可能性もあったが、上位の選手が欠場したため繰り上がりで出場。最終戦まで出場しきり、212試合まで記録を伸ばしている。
・海外勢初の生涯獲得賞金10億円突破
李知姫(韓国)が「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で外国勢史上初となる生涯獲得賞金10億円突破を達成。「日本の環境はすごくいいと思っていますし、日本のツアー、協会、コース…いろいろなところに感謝したい」と記録達成を喜んだ。ちなみに日本人を含めると約13億5千万を稼いでいる不動裕理に続く2位となる。
・史上最少平均ストローク記録
2年連続となる3冠(賞金ランク、MVP、平均ストローク1位)に輝いたイ・ボミ(韓国)。獲得賞金額は史上最多を叩きだした昨年には及ばなかったが、今度は平均ストロークで史上最少記録を達成(70.0922)。「パーセーブ率とリカバリー率が上がったのが、結果につながったと思います」とコメントした。
以上、アルバニュース
韓国勢イボミ、イチヒ、申ジエ、キムハヌルといい、中々日本選手が追い超すことが難しい。
日本選手の若手が大きく飛躍して来シーズンを盛り上げてほしいですね。