ピンゴルフジャパン株式会社は10日、「i」シリーズアイアンの最新型として「i200 アイアン」を発表した。iシリーズはやさしいアスリートモデルとして人気があり、多くの女子プロも使用する「i BLADE」の後継モデル。よりブレードタイプに近いシャープな形状となり、3月に発売する。
見た目で大きいのは、トップブレードが前作よりも2%細くなり、長めのホーゼルを採用していること。一部の男子プロらが愛用する本格的ブレードアイアンにイメージが近づき、ターゲットに対して構えやすくなった。
一般的に打感を柔らかくするにはフェース厚が必要だが、約2.3mmの極薄フェースの打点後方に前作比約2倍の体積の大型エラストマーCTPを搭載したことで、カッコよさと打感を両立。極薄フェースによって削り出された重量も周辺に最適配分され、反発性能やミスヒットへの強さにもつながったという。
また、8番からUW(ユーティリティウェッジ、50度)に高精度の削り出し溝を採用することで、ピンを狙う状況からのスピン性能が向上。疎水性の高いパールクローム仕上げを採用したことにより、朝露など水滴の影響を最小限に抑えたとしている。
価格はカーボンで1本税抜2万1000円(税込2万2680円)。スチールだと1本税抜1万8000円(税込1万9440円)。問い合わせはピンゴルフジャパンへ、03-5916-1812。
以上、GDOニュース
見た目はシャープだが、スウィートスポットは広く、打感は柔らかい。5番アイアンで26度と、現代の基準に照らせば「寝ている」ロフトも、使いやすさにつながりそうな予感がする(同社のiブレードと比べると、5番は1度“立っている”)。契約プロの上原彩子いわく、「打ちたい時に、高い球と低い球が打てる」ということで、コントロール性能も高そうだ。
1度立っている程度だからパワーロフトではない。最近は5番で24°くらいの設定が多いが26度なのでクラシックタイプに近いと思う。