6年前にスイミングを辞めて独立して、自分のチームを立ち上げて、2年前には家も建て、今日までなんとか踏ん張って生きている。
「お前は自分のやりたいことをやって商売にしてるんだから、本当に幸せ者なんだよ」
いろんな人に、そんなようなことを言われてきた。
生活が苦しくて、夜中にアルバイトしながら首の皮一枚で繋がっていた時代もあって、その頃はこう言われても全然わかんなかったし、逆に反発し反論していたかもしれない。40代前半にして、まだまだガキだったってことだ。
50に手が届くようになったこの頃、ようやくこの言葉の意味が分かるようになってきた。…しみじみとね。
その世界で「職人」と呼ばれる人が、いきなり「工務店」の経営サイドに立たされたら、そりゃしんどいよな。餅は餅屋。淡水魚は海じゃ生きられない、そんなもんだ。
世の中からスペシャリストと呼ばれる人がその職を追われ、オールマイティーな何でも出来る人材が求められているのか? 前の前に勤めていたスイミングでは、はっきりと「スペシャリストはいらない」と言われた。7年前のことだ。
スペシャリストを追及してやってきたつもりだった。オールマイティーの頂点がそこにあると思っていたから。
あの時にそう言われた悔しさが、ある意味今の自分を支えているのかもしれない。そういった意味では感謝しなくちゃいけないな^^ゞ
今、私の身の回りには、組織の中でやりたいことをやらしてもらえず、必死にもがいている諸先輩方が沢山いる。
「お前が羨ましいよ」
そう言われたら、
「ありがとうございます!」
と言えるようになってきた。
自分のやりたいことをやって、それを生活の糧として生業として生きていける。
その事実に感謝して、頑張っていかなくちゃいけない。
まだ2階が使えないから、陸トレは水中練習後に「外」で。この時まだ18時40分くらい。これも良い経験だよ、うん。
がんばんべ
最新の画像もっと見る
最近の「SWIMMING」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事