わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

オルセー美術館展へ

2007年02月26日 17時16分46秒 | 美術散歩

オルセー美術館展の紹介

特に興味を持ったのがマネが描いた『ベルト・モリゾ婦人』

彼女は、マネのモデルでしたが、これほどの美人を世の男性が放っておくはずもなく、

マネの弟と結婚したそうです。

この絵は完全な逆行の光の室内で描かれているのもかかわらず、顔が非常に明るく描かれている。

モデルの向かって左から当たっているライトは、レンブラント光とも微妙に違う。

さりとてフラッシュをたいたとも思えない。まさに絵画の世界におけるライティングだ。

ただ、印刷物で見るのと『肌の色』がぜんぜん違う。

やはり実物はこんなであったかと、感嘆させられる

肌の色といえば、ギュスターブ・モローの『ガラテア』の透き通るような肌の色。

彼女の前で佇むこと、しばし。

こんな色は絶対印刷では無理。ハイビジョンでも忠実に再現できるのかと思うほど・・・

 今回の展示には出品されませんでしたが、マネのいくつかの絵を載せておきますので、ご鑑賞ください。

 
 フォリー=ベルジェール劇場のバー         バルコニー

 
 オランピア                        笛吹く少年

 


わん太夫の大好きなセザンヌの作品2点

 
サント・ヴィクトワール山               カード遊びをする男たち

 

オルセー美術館展のURL
http://www.tobikan.jp/


オルセー美術館展へ出発

2007年02月26日 16時27分03秒 | 美術散歩

金曜日に日経新聞さんからいただいたチケットで、

オルセー美術館展に行ってきました。

チケットの有効期限がなんと3月2日(金)まで

要するに土日が1回しかない。きわどいチケット

土曜日は、午前中はパソコン教室、午後はブリヂストン美術館

とどのつまりは、有効期限は日曜日1日のみと言うこと。

どうせ朝一で行っても行列との情報を得ていたので、

遅い朝食のあと、おもむろに出発。

1時少し過ぎに到着し、まず、コインロッカー探し。

いい場所は空いておらず、一番上か、一番下

ということで一番上を確保。

貴重品やチケットを小さいリュックに移し替えをして、準備万端。

いざ、いざ

待たされるのは百も承知。

とは言え、3~40分は長い。

で、薄い読み物を持参。

いよいよ順番が来た。

入り口で切符を切ってもらい、いよいよスタート。

と、その前にトイレと、音声ガイダンスの準備。