三越日本橋本店で開催された、アンコールワット展に行ってきました。
アンコールワットはカンボジア内戦の影響もあり、
存続が危ぶまれる「危機遺産」としてリストアップされていました。
上智大学石澤良昭学長を中心とする上智大学アンコール遺跡国際調査団は、
単なる遺跡発掘に止まらず、現地で人材を育成しながら保存活動も行ってきました。
その結果、アンコールワット遺跡群は「危機遺産」から解除されました。
ところで、昨日は初日、しかも10時開場なのでそれに合わせて行きましたところ、
な、なんとびっくり (@_@;)
会場内は人で溢れていました。
11時から石澤学長によるギャラリートークがお目当てなのでしょうか。
ギャラリートーク開始前に展示品をザーッと観ておきましたが、
学長のお話しが始まる頃は、会場内は人で溢れかえると言うか、
朝の通勤電車に乗り合わせたようで、先生の声は聞こえるのですが、
お姿はおろか、解説をされている作品がどれなのか観ることもできませんでした。
そんな中、見知った顔がちらほら。
とにかく凄い人の数でした。
日本人にとっては人気が高いアンコールワットなんでしょうね。
図録表紙と裏表紙
アンコールワットの彫像はそもそもは仏像彫刻から始まり、
その後ヒンズー教の神像へと移行していきました。
しかし近隣のインドの影響を強く受けたとはいえ、
その形や表情など、カンボジア独特の特徴が見て取れます。
インドの彫像よりも、より生身の人間に近い感じがします。
詳細はこちら http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/angkorwat/