わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

八月納涼歌舞伎第1部

2019年08月28日 16時07分25秒 | 古典芸能

 

演目は、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)と闇梅百物語(やみのうめひゃくものがたり)。

伽羅先代萩は過去に何度か見ていましたが、直近では数年前に玉三郎が政岡を演じたときのもの。... この政岡の役は、歌舞伎の女方の中でも屈指の大役。とても難しく格式のある役。 その大役を七之助が初めて演じます。 見どころは、政敵仁木弾正と八汐の一派から幼君鶴千代君を守るため御殿奥で生活をし自ら飯を炊く場面。 鶴千代君を毒殺せんと管領山名宗全の妻栄御前の土産の饅頭を政岡の子の千松が食べてしまい、事件の発覚を恐れた八汐がその千松を殺してしまう。 そして千松が殺されるのに耐え鶴千代君を守った政岡が千松の遺骸を抱きながらの「くどき」 実は前回の玉三郎の時は1階1等席のやや上手寄りの席でしたが、飯を炊くシーンが下手寄りでしかも前の席は着物姿の女性。帯をしているため前のめりで観るので舞台が全く見えませんでした。

そんなこともあり、今回は舞台全体が見渡せる3階席で、尚且つ飯を炊くシーンが良く見える下手寄りの席を取りました。 今回はバッチリ見えました。

闇梅百物語は納涼気分が味わえる(?)舞踊。のっぺらぼう、傘の一本足、骸骨、河童などが次々登場。


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