わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

久し振りに能を鑑賞して来ました

2012年11月07日 15時20分16秒 | 古典芸能

演目は「融」です。

能は幽玄なものとか寿ぐものが多いと思っておりましたが,

これは,雅な演目です。

シテ:宇高道成

ワキ:福王和幸


旅の僧がワキ(相手役)として登場し,

前シテ(演目の前半に登場する主役)の塩汲み翁に問いかける。

ここはその昔,源融(みなもとのとおる)という左大臣の広大な屋敷跡。

そこに陸奥の塩釜模した池があったとのこと。


後半になると,その翁が実は源融(後シテ)であるとして登場し,

月光の下,艶やかな舞いを演じる。

その舞いはとてもエネルギッシュなのに優雅。

観ていて舞台に引き込まれそうでした。

ただ台詞はよく聞き取れませんでした。

もう少し耳が慣れないと無理かな (^u^)

 

今回は国立能楽堂でしたが,正式の舞台での能を観るのは初めてでした。

また行きたいですね。

 


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