eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

特に問題も無く、測定値とエクセル計算値は≒で一致しているのを確認。

2023年07月03日 | eつれづれ

SF6ガス開閉ロータリアーク高圧電磁接触器(HGR-851C)コイル通電時の測定値を入力。

実際の負荷は制御部品等、C、L混載しているが投入コイルのLだけを注目した。

これも現場的なので、多くの誤差が出るのは当たり前の現実と考える。

皮相電力入力は16.816VA≒17VA

有効電力消費は16W

無効電力(活用されない電力)は-6var≒1var

試した電力が小さい為か、適格に測定出来ない、これに伴う計算誤差も。

17VA-16W=1varの損失と考えられる様だ。

ここまで検証すれば、ベター。

この検証で最も大事なのは入力した電力と消費した電力は、常に=の関係である。

これはムダとなった無効電力も入っている。

結局は送りだした電力は常に電源へ戻ってくる...漏電も大地へバイパスして流れるが、結局は電源へ戻ってくる...途中で、漏れた電流が消滅する事は無い。

この様な考え方で良いのでは...。

 

 


力率が遅れる要因のL成分(例、投入コイル)があるSF6ガスGCSで測定し確認して みる。

2023年07月03日 | eつれづれ

3.3kV.SF6ガス開閉ロータリアーク高圧電磁接触器(HGR-851C)or安川電機。

電圧クランプと電流クランプ。

Qの無効電力-6varの表示...皮相電力17VAで有効電力16Wなので、つぎ込んだ電力の1Wが損失か。

ベクトルの位相角は-10°の表示。

電圧、電流波形or電源品質アナライザKEW6315+電流クランプ8146。

電流クランプの方向等チェックする。

ChatGPTに一般論的な無効電力を聞いてみた。

素人的に解説すると、100%クリーンな電力を与えても、負荷を構成する内容は種々雑多でムダ食いしている...100% 仕事をしないサボリが足を引っ張っている電気の世界。

電力会社は、このサホリの少ない会社にはご褒美として基本料金の最大15%割り引くシステムがある。

(効率低下させる誘導性負荷...電動機等が多くある)

電源側から見れば、この仕事をしないムダ食いしているサボリの名前は、容量、誘導性が混在している機器となるが、面白いのはムダ食いと言っても、仕事もしないがエネルギーも食べないこと。

...キリが無いのでEND。

エクセルの入力検証は、次のブログUPにて。

 

 

 

 


実測、単相三線式のR-N、CH1のデータをエクセルで確認してみる。

2023年07月03日 | eつれづれ

 

実測、単相三線式のR-N、CH1のデータをエクセルで確認してみる。

位相角は-40.5°とある。

力率計測値は-0.725のエクセル近傍の0.76で結果をみる。

皮相電力Sは960 エクセル959.7→960一致

有効電力Pは696 エクセル735→近傍

無効電力Qは-661 エクセル-617→近傍

画像の測定データは瞬時値を本体でスクリーンショットしたもの。

電源品質アナライザKEW6315+電流クランプ8146の項目は関与せず、単なる電力データを測定しただけである。

計算値と近傍値で合えば、現場的には何も問題なし...メーカー検査の誤差とは異なり、5~20%誤差など現場的な条件では気にしない...当たり前田のクラッカー...神経質になることは無い、金にもならない時間のムダ...ハゲるだけ。