太陽光発電設置時には、必ず高圧受電盤内に追加、改造するマルチメーター。
これよりRS485通信回線でパワコン制御回路に入る。常に電力側の系統を監視している事になる。
パワコンの負荷遮断試験が50kW以下でも自己事前検査となった。パワコン出力25.50.75.100%で負荷遮断の項目がある。
考えて見ると、太陽光発電稼働している天の昼間に事業所のブレーカを切りエイャーで負荷を遮断する?...。
お上は、こんな試験を要求している訳も無し...パワコン出力調整は...。
太陽光発電設置申請した業者からパワコンにアクセスして出力調整を、やってもらう他無し。
電源解析測定器等をセットアップして系統連系ブレーカを遮断して電力6kV側に影響があるのかを測定し結果を見る。
それでは、どうやってパワコン出力%を任意に変えられるのか、また出力リミッタは...疑問だったが、要するに変圧器側の電圧との差が無いと、水は上から下への当たり前の原理と同じ、水(電流)は流れない。水力発電所と同じ高低差があるから水車が回る。
だから、変圧器電圧より若干パワコン出力電圧は高くする...これがパワコン出力調整の原理だが、力率の可変もしている。
パワコン電圧をあげれば、流れる電流も多くなり(高低差がある)、結果的にパワコン出力は増大するが、電力系統側より上がらない様に自動制御している...電位差は、微妙な電圧と想像出来る。
水の例えで考えればパワコン出力%調整は納得いくノーガキの様だ。
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電力系統に今は、無数にぶら下がっている太陽光発電設備...出力調整は、電力系統の不安定となれば、自動的に%下げられる、こうしないと電力の安定供給に支障を来す事になる。
当時、東管協の電気管理技術者だった、原子力の博士から頂いたもので自費出版の書籍。
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