STAP否定 「正体はES細胞」強まる
STAP細胞が否定されたことで、その正体は別の万能細胞の胚性幹細胞(ES細胞)との疑いがさらに強まるとみられ、理研が来年1月にも発表する追加調査の結果が注目される。
理研統合生命医科学研究センター(横浜市)の遠藤高帆(たかほ)上級研究員は9月、「STAP細胞はES細胞に非常によく似ている」とする論文を発表した。公開されたSTAP細胞の遺伝子データを解析し、8番目の染色体が通常の2本ではなく3本になるという、ES細胞の培養でよくある異常を発見。この異常があるマウスは胎児段階で死ぬはずで、生後約1週間のマウスを使ったとする小保方氏の説明と矛盾する。
STAP細胞を培養して作り、胎盤への分化能力もあるとされた幹細胞は、ES細胞と、胎盤を形成する栄養膜幹細胞(TS細胞)という細胞の混合物の可能性が高いと結論付けた。
幹細胞の解析では、論文で使ったマウスには存在しないはずの精子に関連する遺伝子も検出された。小保方氏を指導した若山照彦山梨大教授の研究室では、この遺伝子を組み込んだマウスからES細胞を作っており、疑いは深まった。
また、小保方氏の研究室からは「ES」と書かれた容器に入った細胞が発見されており、実験や論文との関係について理研が詳しく調べている。

理研も大幅な予算減は必至となりかなりの規模でクビ、配置転換が...これらの影響で計り知れない職員、パート、バイトが正月を前に路頭に迷う現実となった。
張本人は退職、センター長は自殺し関係した研究者も自ら責任とって辞職するのか、それともノーノーと税金を貰い続けるのか。
「騒動収束を急いで」「小保方氏の責任は重い」理研研究者ら、怒りも 小保方晴子氏が所属し、STAP細胞問題の舞台となった理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)は、11月に多細胞システム形成研究センターに再編された。研究者からは「来年度は予算不足で、研究を続けられない人も出てくるのではないか」と心配する声もある。
再編に伴い、40あった研究室は20に半減し、約440人いた職員も約330人に規模が縮小。残る110人は別組織に配属された。センターの平成27年度予算は大幅に減る見込みで、大半の研究者が国の科学研究費補助金(科研費)に頼ることになる。
新センターに所属する男性研究者は「STAPと無関係なのに、センターで研究を続けられなくなった人がいる。小保方氏の責任は重い」と怒りを隠さなかった。
また、STAP細胞の検証実験が打ち切られたことから、「一定の答えが出たことで、前を向くきっかけになればいい」(別の男性研究員)と一連の騒動の収束を願う声もあがった。
8月には、小保方氏の指導役だった笹井芳樹氏が自殺。別組織に配属された男性研究員は「必要以上に騒がれ、組織や大勢の研究関係者が騒動に巻き込まれた。これからは少し落ち着いて研究できる環境に戻ってほしい」と話した。
STAP細胞が否定されたことで、その正体は別の万能細胞の胚性幹細胞(ES細胞)との疑いがさらに強まるとみられ、理研が来年1月にも発表する追加調査の結果が注目される。
理研統合生命医科学研究センター(横浜市)の遠藤高帆(たかほ)上級研究員は9月、「STAP細胞はES細胞に非常によく似ている」とする論文を発表した。公開されたSTAP細胞の遺伝子データを解析し、8番目の染色体が通常の2本ではなく3本になるという、ES細胞の培養でよくある異常を発見。この異常があるマウスは胎児段階で死ぬはずで、生後約1週間のマウスを使ったとする小保方氏の説明と矛盾する。
STAP細胞を培養して作り、胎盤への分化能力もあるとされた幹細胞は、ES細胞と、胎盤を形成する栄養膜幹細胞(TS細胞)という細胞の混合物の可能性が高いと結論付けた。
幹細胞の解析では、論文で使ったマウスには存在しないはずの精子に関連する遺伝子も検出された。小保方氏を指導した若山照彦山梨大教授の研究室では、この遺伝子を組み込んだマウスからES細胞を作っており、疑いは深まった。
また、小保方氏の研究室からは「ES」と書かれた容器に入った細胞が発見されており、実験や論文との関係について理研が詳しく調べている。

理研も大幅な予算減は必至となりかなりの規模でクビ、配置転換が...これらの影響で計り知れない職員、パート、バイトが正月を前に路頭に迷う現実となった。
張本人は退職、センター長は自殺し関係した研究者も自ら責任とって辞職するのか、それともノーノーと税金を貰い続けるのか。
「騒動収束を急いで」「小保方氏の責任は重い」理研研究者ら、怒りも 小保方晴子氏が所属し、STAP細胞問題の舞台となった理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)は、11月に多細胞システム形成研究センターに再編された。研究者からは「来年度は予算不足で、研究を続けられない人も出てくるのではないか」と心配する声もある。
再編に伴い、40あった研究室は20に半減し、約440人いた職員も約330人に規模が縮小。残る110人は別組織に配属された。センターの平成27年度予算は大幅に減る見込みで、大半の研究者が国の科学研究費補助金(科研費)に頼ることになる。
新センターに所属する男性研究者は「STAPと無関係なのに、センターで研究を続けられなくなった人がいる。小保方氏の責任は重い」と怒りを隠さなかった。
また、STAP細胞の検証実験が打ち切られたことから、「一定の答えが出たことで、前を向くきっかけになればいい」(別の男性研究員)と一連の騒動の収束を願う声もあがった。
8月には、小保方氏の指導役だった笹井芳樹氏が自殺。別組織に配属された男性研究員は「必要以上に騒がれ、組織や大勢の研究関係者が騒動に巻き込まれた。これからは少し落ち着いて研究できる環境に戻ってほしい」と話した。