eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

国会閉会かたや休業続く

2021年06月17日 | eつれづれ

通常国会 150日間の会期を終え きょう閉会へ
通常国会は16日、会期末を迎えました。
安全保障上、重要な施設周辺などの土地利用を規制する法律は、与野党の攻防の末、16日未明に成立し、衆参両院では閉会に向けた手続きが行われています。
ことし1月に召集された第204通常国会は、16日、会期末を迎えました。
国会では15日、衆議院本会議で、立憲民主党など野党4党が提出した菅内閣に対する不信任決議案が、与党などの反対多数で否決されました。
一方、参議院で審議が行われていた、自衛隊の基地や原子力発電所といった、安全保障上、重要な施設周辺などの土地利用を規制する法律は、与野党の攻防の末、16日午前2時半ごろ、参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決・成立しました。
これにより政府が提出した法案は、おおむね成立したことになり、午前中には参議院本会議で、閉会に向けた手続きが行われたほか、午後には衆議院本会議でも手続きがとられる予定で、通常国会は150日間の会期を終えて閉会します。
自民 森山国対委員長「一定の役割が果たせた」
自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し「思い出したくないこともたくさんあるが、野党の理解も得ながら、政府が提出した法案の成立率は過去5年間の中でいちばん高く、一定の役割が果たせた」と述べました。
また、憲法改正の手続きを定めた改正国民投票法の成立については「長い間、結論を出していなかったが、強行に採決することなく結論を出せたことは何よりだった。憲法問題は極めて大事な課題で、多くの国民の理解をいただくためにも国会審議は慎重にあるべきだ」と述べました。

立民 枝野代表「国会閉じても新型コロナ対応は全力を」
立憲民主党の枝野代表は会派の参議院議員総会であいさつし、「残念ながら会期は延長されなかったが、国会が閉じても新型コロナ対応は全力を挙げてやっていかなければいけない。次の臨時国会は、おそらく『冒頭解散』となるだろうが、その次に迎える国会の本会議の壇上で演説をさせていただくのは私のつもりだ。
そうした状況を皆さんとともに作らせていただきたい」と述べました。

共産 志位委員長「閉会は政治の責任放棄」
共産党の志位委員長は、党の議員団総会で「新型コロナウイルスや東京オリンピック・パラリンピックへの対応を考えても、ここで国会が夏休みに入ることは決して許されず、政治の責任放棄と言うほかない。
閉会中審査などで、国会の行政監視機能を果たすためにあらゆる努力をしていきたい」と述べました。
また「今国会を通じて、市民と野党の共闘は、着実な『一歩前進』を勝ち取った。
この流れを加速させて衆議院選挙で政権交代し、『野党連合政権』を実現させる」と述べました。

既に選挙モードしか頭にない先生方、野党もいつもの政権交代のフレーズ...ハト.カン.ノダで国民みな懲りた忘れないと多くのネット民からの声が!!。


最終バージョン高圧リークメーターとIc(対地静電容量成分電流)

2021年06月16日 | eつれづれ

正確にmA電流を出すために電源安定器出力を使う。

零相変流器(ZCT)に流した電流は50mA。

この時の高圧リークメーター表示は59.1mA。

50mAは抵抗2kΩ(定電圧100V固定)としたので真のIgr(対地抵抗分電流)となる。

Ic(対地静電容量成分電流)として0.22μFのコンデンサを2kΩと並列に接続する。

この時に流れたIgr(対地抵抗分電流)50mA+Ic(対地静電容量成分電流)40.6mAとなりIo=合成電流は表示の90.6mAとなる。

この高圧リークメーター表示の107.6mAはIc(対地静電容量成分電流)を含んだ数値でIgr(対地抵抗分電流)のIo=合成電流である事が判る。

この検証は下記のコンデンサの静電容量を変えて確認した。
① コンデンサ2.2μF  Io=合成電流90.6mA 高圧リークメーター読み107.6mA

Igr(Ior1)を50mAに正確に調整していないので若干数値は大きい。

② コンデンサ1.0μF  Io=合成電流60. 5mA 高圧リークメーター読み 71.4 mA
③ コンデンサ0.22μF  Io=合成電流51. 6mA 高圧リークメーター読み 60.8 mA


Igr(対地抵抗分電流)とIc(対地静電容量成分電流)が50mAの場合は、静電容量無しの同相計算。

実際は静電容量μFの±誤差もあるので本エクセル計算値は近傍で一致している。

今まで高圧リークメーターを検証して来たが受電中における零相変流器(ZCT)より漏洩電流検出は当然の如くIo=合成電流でIgr(対地抵抗分電流)とIc(対地静電容量成分電流)が流れている。これを分離して計算する機能は無いし現実、コンマ以下の桁が大きい。
高圧絶縁破壊する要素は低圧漏電の様な火災に伴うIgr(対地抵抗分電流)だけでは無いだろう。
よく判らないがIc(対地静電容量成分電流)でも当然パンクに発展するのか。
但し静電容量のIc(対地静電容量成分電流)は電流も流れているし感電もするが計算の通り発熱のW電力はμF幾ら増えても発生しない。
針金電気ヤレベルではこの程度の技術者レベルでオシマイ参考になったか...。

使用した方向性地絡継電器(DGR)デモ機と高圧リークメーター(上)。

同じく低圧漏電検証デモ機(抵抗とコンデンサのRC回路を作りIo=合成電流を流す)。
これはパソコンにも電力変換器を経由してモニタ可能。
低圧漏電の実態が完璧に理論と現実が素人でも判る。

パソコンでも電力をモニタ出来る例。


実際の受電PASで測定する...

2021年06月15日 | eつれづれ

本日、昼休みに合わせ現場へ出向き高圧リークメーターで測定してみる。

本体セット。

方向性SOG制御装置に接続する。
一応トリップ線のVaは取りハズしする。

200mAレンジにしてゲイン校正、15mAに調整する。

高圧リークメーターでの測定結果は1.0mA表示となった。

これを活線メガー的な高圧絶縁抵抗測定値とするにはNGの様だ。

定期点検での高圧絶縁抵抗測定記録。
結論は適宜、PAS動作しない0.2A以下の微地絡他等の漏れ電流を記録して絶縁低下の傾向を確認する測定器となる。
後は何も言わない、アクセスしているネット民が判断する事しかない...物置の肥やしとならない様に。