A350-1000

A350-1000

ANA 140便

2014-09-27 | 航空機

先日公開されたANA140便の重大インシデントの事故報告書。

航空機が多数通過する紀伊半島・串本上空で
背面飛行に至ったもの。


これが国土交通省による事故報告書です。

http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=2030


内容としては報道に有るとおり、
人為的な操作ミスとその危険性を教育していないこと、
があげられました。

航空機事故では人為的ミスを誘発している原因は
取り除かなければなりません。

以前の日経トレンディの記事で記述が有りました。
(現在も同様の状態かどうかは分かりません)

JALとANAの比較で、
JAL = 一日の間に
   Airbus機とBoeing機双方に客室乗務員を
   乗務させることはない
ANA = 一日の間に
   Airbus機とBoeing機双方に客室乗務員を
   乗務させる
と有ります。


AirbusとBoeingでは設計思想が異なっており、
非常用脱出シュートを出すか出さないかのレバーの扱いなど
重要な部分が異なります。
※出発時に
「客室乗務員はドアモードをオートマチック or アームド
  にし、相互確認を行ってください。」
 というのが乗客に聞こえる部分です。

いざとなれば人為的ミスはここでも起こります。

ここも改めていただきたいものです。


またこの日経トレンディの記事は、
編集部が問い合わせた結果、
非公開の情報が公開された結果になっています。

その他非公開情報は非公開であるため、
想像の域を出ません。


休暇の取り方

2014-09-27 | 日記・エッセイ・コラム

仕事中毒の方が多いようです。


中には仕事中毒の方ご自身だけでなく、
ほかの方に休むのはけしからん、
といっている光景も見かけます。


そこで現在公開中になっている
とあるサイトの記事を拝借します。

http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/lifehacker_40655.html
http://www.lifehacker.jp/2014/09/140925vacationskill.html

この中で出てくる習慣が脳神経回路を作る、
というものが本ブログ記事のコネクトームに関するものに
当たります。

http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/f29f1f2e4f5627fc60afb9ad47a85b7e


卑近な例になり語弊がある面が有り恐縮ですが、
極端な例としてあげます。
日本航空123便の事故の際、
ハウス食品の社長さんが亡くなられました。

ご承知の通りハウス食品は現在でもちゃんと動いております。
いざとなれば社長がいなくなっても会社は動き続けるものです。

私がいなければ、というのは疲れます。


香港カーブ CathayPacific PartX

2014-09-23 | 航空機

たびたびご紹介する香港カーブ。
すでに廃港となった啓徳国際機場。


この腕利きパイロットが選ばれた
香港啓徳機場への着陸を否応なしにこなさなければならなかった
香港が拠点のCathayPacificのついて、
こんな記述があります。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%93%E5%BE%B3%E7%A9%BA%E6%B8%AF#.E9.A6.99.E6.B8.AF.E3.82.A2.E3.83.97.E3.83.AD.E3.83.BC.E3.83.81.E3.83.BB.E9.A6.99.E6.B8.AF.E3.82.AB.E3.83.BC.E3.83.96

小刻みに合わせることなく、「秘伝の技」があったと。

やはり通い慣れた道というのはあるものです。


羽田カーブ

2014-09-23 | 航空機
羽田に着陸するには、
着陸直前にちょっとカーブをして着陸する必要があります。

これを羽田カーブと言います。

以前ご紹介した「香港カーブ」ほどではないので、
安全ではあります。


さて、この羽田カーブを滑走路の近くに立ってみていると、
各社指導方法が違うようで若干コースが違います。


滑走路に合わせる直前までカーブを続ける会社。
かなり手前で大きめのバンクを取って一気に合わせ、
あとはまっすぐ、ストレートインする会社。


人それぞれですが、
私は、早い段階で大きくバンクを取って
あとはまっすぐの方が好きです。

私が普段利用している会社、
その会社は、あとはまっすぐ、という操縦です。

睡眠 休息

2014-09-23 | 日記・エッセイ・コラム

先日ご紹介した、
スヌーピー名言集の中にもありますが、
休息の大切さというものがあります。

かつての日本が通った道であり、
その成功体験の色が強いため、
なかなか抜け出せないのは常々実感するところです。

そこでThe Wall Street Journalの記事。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB11758925124099914582604580169134141232698

なぜ、なかなか日本は浮かび上がらないのか。

派遣労働による人の使い捨て、
正社員の長時間労働、
管理職といえどもクリエイティブでは全くなくただこなすだけ。

答えは言わずもがな。

決まり切った内容をがむしゃらにミスのないように実施する、
そういった再生産系の仕事なら分からなくもないですが、
コンピュータの発達した現代では、
再生産系の業務はコンピュータがやってくれます。

人間にはクリエイティブになるための
「休息」が必要です。