あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

お宝?CD

2013年07月09日 04時48分12秒 | 写真

 

テレビで今年はテレサテンの生誕60周年で各地でイベントが

開催されている、との報道があった。

日本ではテレサテン=演歌のイメージですが、実はバリバリの

ポップス歌手で、アジアの歌姫と言われていたんですよ。

 

たしか家にも1枚あったはず・・・

あべちゃんはクラシックファンなのですが、

「クラシック以外は音楽じゃねぇ」とか

そんな考えはないんです。

気に入った音楽はジャンルを問わず買います。

「東京ラプソディー」から「ヘビーローテーション」まで聴きますよ。

 

ありました、これこれ。

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本国、台湾から輸入した4枚組5,000円のやつです。

安いですよね。

台湾製品だけを扱っているサイトから買いました。

台湾製CDということで、「大丈夫?ちゃんと音出るの?」

と思いましたが、CDの規格は国際規格なので出るに決まってますよね。

取り越し苦労でした。

 

このなかで一番のお気に入りは「何日君再来」です。

「フォーリー・チュイン・ツァイライ」と読みます。

この曲が聴きたくてCDを買ったと言っても過言ではありません。

中国語圏では最高クラスの名曲です。

発売当初、台湾と敵対関係にあった中国政府は、「国民を堕落させる」

といって放送することも聞くことも禁止しました。

しかし、いいものは隠れて広がるんですね。

裏ルートから手に入れて、テープに何回もダビングされて、

そして夜中、みんな布団の中で聞いたそうです。

当時の風刺に「昼は鄧小平が支配し、夜は鄧麗君(テレサテン)が支配する」

というのがあったそうです。

 

ほかにも「月亮代表我的心」「南海姑娘」「夜来香」

などのヒット曲がいっぱい入ってました。

「時の流れに身をまかせ」の北京語バージョンなんか鳥肌ものです。

こっちがオリジナルではないのかと感じるほどです。

 

いやぁ、惜しい人を亡くしましたね。

もう少し長生きしてほしかったです。