今、若者に大人気なのがこれ。
エゴイスト・プラチナム、略してエゴプラ。
スタッフによると、高校生まで買いに来るという。
どこがエゴイストのプラチナな部分なのか、などと
考えてはいけない。
まるっきり別の製品だ。
主成分も、ラベンダー、ローズマリー、ガルバナム、
ヴェチバーとまるで違う。
香りは?うんうん、今の若者にうけそうな感じ。
おじさんの感覚で言えば、チャラい。
ちょっと時代に迎合しすぎたんじゃないの。
いつまでもお付き合いできるような香りではない感じだ。
こんな香りのおっさんは危険な感じすらする。
ファッション性が強いと、時代に淘汰される危険性が高くなる。
確かに悪い香りではない。だが、いろんなサイトで絶賛されてる
ほどのものでもない、という感じがする。
このレベルならもっといっぱいあるぞ、という感じ。
もっとも、石油が原料の廉価製品に比べればすばらしいが、
フレグランスのトップランナーが格下と競っちゃだめよ。
10年後でもこれ、まだあるかね。興味あるね。
私にはミニスカートやパンタロン、Vネックセーターと
同じ匂いがするのだが。
女性用のチャンスもそうだが、シャネル社は昔からの
顧客に安心、安定、高級な物を提供し、同時に
新規の若者の顧客を取り込むダブルの戦略をとっているような感じだ。
しかし将来チャンスやエゴプラがNo.5やNo.19のように
なれるのか、と考えるとちょっと疑問が残る。
年齢とともに違う製品にシフトしてもらう戦略なのか。
いやいや、No.5だってババアの香水じゃないぞ。