「天網恢恢疎にして漏らさず」(てんうかいかいそにしてもらさず)は、中国の古典『老子』に由来する言葉です。この言葉の意味は、「天の網は広く大きく、目が粗いように見えるが、決して悪事を見逃さない」ということです。
老子によって語られた紀元前6世紀頃から、中国人の文化の底辺に残っていて、現代の中国の唯物主義や共産主義とは違う思想であっても、無意識のうちに心に根付いていることでしょう。
クリスチャンの人口が信じられないくらい増えているのもなるほどと思わされます。
中国に限らず、人間に共通に与えられている思いでしょうから、その部分に福音が届くならば、敏感に応答して、イエス・キリストの救いを受け入れる人が起こされることだろうと思います。
ドラッガー塾は現在も開催されていて、トップマネジメントコースは200万円弱の受講料で驚きました。
講師は付き従って学んで来た直弟子です、弟子づくりの連鎖がなされているのだろう。
ドラッカー名言録を開いてみたら、「神々はすべてを見通しているから、どんなに難しくても、自分の仕事は完璧を期せよ」 という言葉が読めた。
産能大学の教授が書いているので、「神」とは書かなかったでしょう。
日本橋近くのさらし首の場所の話から、田舎で聞いた話を思い出した。
城から少し離れたところ市内に、かつて処刑場があって草木が繁っていた。
「散歩に行ってもそこには近づくな」と近所のおばあさんから聞かされたことがあった。
人間は恐ろしい思いをした体験は何年たっても忘れられず、次々と子供たちに語り継げるものでしょう。
日本と韓国その他のアジアの国の人々との悲しい歴史も、ヨーロッパとアフリカとの悲しい関係等も、
年数がたったからと簡単には「ご破算で願いましては」とはならないのではないかと思いました。
ただ、イエス・キリストの贖いを正しく信じた者同士だけが信仰によって一致できるのでしょう。
極東の島国で目をふさいだまま育って来た私にはよくわからないことですが。
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