先週末、NHKのBS2で放映された『J-POP 永遠の80’s』
ご覧になりましたか?
あれから20年以上経った今、往年のヒット曲を歌うアーティストたち。
イントロ聴いただけで泣けてきそうなくらい超懐かしい曲もあったのですが、久しぶりの歌声を聴いて思わず切なくなってしまった曲もチラホラ・・・。
加齢と共に声帯も衰えてくるから、ある程度は仕方ないのですが・・・。
高音、それと声の伸び。
技術力で上手くカバーしている方もいましたが、全体的にやっぱりキツ目だったかな。
杉山清貴さんくらいかなー、あまり経年変化?を感じさせなかったのは・・・。
懐かしさ、ということで一番感激したのは、小比類巻かほるの『Hold On Me』
昔すんごい好きだったなー、コッヒー。(今はカラオケの十八番)
久しぶりに聴いたケド、やっぱいい曲だ~。
それから、稲垣潤一。伸びと声量は若干落ちているとはいえ
声質がほとんど変わってないのが嬉しかったー。
それに、山下久美子。変わらないなー、雰囲気。
この人も大好きでアルバムほとんど持ってました。
懐かしい音楽を聴くと
瞬時にその頃の自分にタイムスリップ、しますよね?
封印していた記憶の扉がパカッと開いて
様々な想いと共に、当時の記憶が次々に溢れ出して来て・・・。
大好きだったあの人
笑ったこと
泣いたこと
苦しんだこと
さびしく過ごした一人の部屋
朝まではしゃいだ大好きな仲間たち
深夜のドライブで眺めた夜の海
泣きながら乗ったタクシー
眠れずに待っていた電話や
嬉しさにワクワクしながら迎えにいった空港
思い込んだらすぐ周りが見えなくなって
常に、全てのことに全力投球だった昔の私。
全身全霊で、恋、してたなー。
ひとつひとつの曲が
それぞれ違う風景と様々な思い出を連れて来て
心にドッとなだれ込んでくるのです。
思わずぎゅうっと胸が締め付けられて、苦しいくらい・・・。
香りもよく過去の思い出を連れて来るけど
(これは、嗅覚の伝わり方に関係があるのですが)
心に瞬間的に及ぼす影響という面で
音楽は嗅覚によく似ている気がします。
番組をきっかけに、もう一度古いアルバムを聴きなおしたりして。
センチメンタリズムとナルシシズム。
長い秋の夜にはピッタリ、かな。
今夜の『世にも奇妙な物語 秋の特別編2009』、黒岩勉さん脚本の「自殺者リサイクル法」は良かったな。
生きたくて、病と全力で闘いながら精一杯生き続けている人もいれば、たくさんの言葉に出来ない思いを残しながら力尽きて無念の死を迎える人もいる。
そして、自ら死を選ぶ人も・・・。
自殺を考えている人への、かなり強いメッセージが含まれているこの作品。
誰かの救いになったらいいな・・・。
自分の命の大切さを改めて考え直してくれた人がいたらいいな・・・。
そんな風に願いつつ観ました。
博多~小倉を新幹線通勤しているきょんくん。朝はわりと早い。
6時45分に送り出したあとは、あひょにとってしばしのTVタイム。チャンネルはNHK教育。
7時から8時までの1時間、番組をしっかりと愉しんでから家事を開始するのがお決まりのコース。
この時間帯、シブいプログラムが目白押し。
中でも超お気に入りなのが7時からの“シャキーン!”
小学生を対象とした番組らしいが、なかなかどうしてハイレベル。
朝の寝ぼけ頭には最高のおめざ。
大人でも、マジで充分楽しめる(・・・って、実はあひょの精神年齢が幼いだけかも。むむぅ・・・)
初めてジュモクさんの顔(?)を見た瞬間、“あれっ!? この人(?)どこかで見たことある・・・”と感じたのも道理、ラーメンズの片桐さんそのものじゃん。しかも声は彼自身だし。
参考までに、左がジュモクさんね。あひょはこの顔に釘付けさ。
で。このシャキーン!の中でも、あひょの心にがっちり喰いこみ、そのメロディーが頭をぐるぐる回って離れない、なんともシュールでキッチュ(古っ)なインパクト大のお歌がこちら。
韻を踏んだ言葉遊びの歌詞に、哀しげなメロディーと独特のアニメーションがたまらない。
惹かれた方はこちらもどーぞ。
朝の民放はテンション高すぎて、あひょ的にはどーもしっくり来ない。
教育テレビ、最高~っ
福岡に戻ってきてからというもの
生活パターンが一変。
帰宅時間が規則的で早くなったきょんのだんなのお蔭で
非常に健康的な生活を送っています。
夕食を食べながら二人でゆっくりTVを観る時間も増えた今日この頃。
きょんくんと二人してと~っても注目している人が。
NHK『ニュースウォッチ9』のキャスター、田口五朗さんです。
この方、話す時の表情とか話し方がすっごく独特で。
目を閉じている時間が長く、うなずきながらゆっくりした口調で語られるので、最初は“え?このヒトちょっと上から目線なカンジなの??”なんて思っていましたが。
違うのですねぇ。“斜め上”から目線とでも言うのか・・・
決して言動が高飛車とか、したり顔で偉そうなコメントばかりだとか(そういうキャスターは他局にいますねぇ)ではなく、むしろなんだか素朴で愛嬌のあるコメントが多くて。(先日、白鳥のことを“白鳥さん”と言われたとにゃ我が家は大爆笑。萌えた萌えた)
要は彼独自の語りのスタイルなんですね。
すっかりトリコになってしまったワタシ、ネットで調べてみたら思いがけず田口さんのブログ記事など発見
http://www.nhk.or.jp/nw9-blog/100/8212.html
なるほどねぇ・・・。ずっと記者さんで、キャスターとしては新人さんだったのですねぇ。
いかにもキャスター然としていない新鮮さはそういう理由からだったのですね。
うん、応援するよん、田口さん
これからもどうか今のあなたらしさを失わず、独特の語り口で我が家のアイドルであり続けてください
(アイドルって・・・年齢的にはきょんくんとタメでございますうひひひひ)