あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

県民性?

2010-01-31 13:22:52 | 私見・雑感

数日前のコトだけど。


27日(水)の西日本新聞・朝刊の記事を見て
小さなショックを受けた。
“(福岡)シティ劇場公演 休止”
九州唯一の劇団四季の専用劇場であるシティ劇場が
観客動員数の減少に歯止めがかからないとして
2月8日以降、公演を一時休止するとのこと。
劇団の代表である浅利慶太さんの発表だった。

敏腕経営者としての浅利さんの姿は
先日の「カンブリア宮殿」で見たばかり。
その直後だっただけに
今回の発表も、さもありなん、というのが
正直な感想だった。
ミュージカルのファンとしては残念な限りだが
企業を維持してゆく経営者としては、止むを得ない選択だっただろうと思う。

この6年で約3億6千万円の赤字。
加えて、最近の入場率が平均57%とくればねぇ・・・。
しかも情けないことに、この状況
全国で9ヶ所ある他の専用劇場では
見受けられないとのこと。



『さすが鋭いな、アサリ!』
と思わず苦笑してしまったのが
会見時の浅利代表のこのセリフ。
「九州のファンは熱いけれどもコンスタント(継続的)ではない感じを受ける」

いやー、慧眼。


なんせ、
酒好き、派手好き、祭好き、新しもの好きで楽天家
熱しやすく冷めやすい
自己主張が強く、親分肌のところがあり、好き嫌いの差がはっきりし
仲間内では中央の文化や風習をけなし
福岡が一番という意識が強い

というのが、よく言われる福岡の県民性。

まさに、「持続性」が今ひとつ、の気質ではあるのだ。


東京に10年近く住んで感じたのは、人々の文化に対する親しみ度。
特別なことではなく、生活の一部として芸術を楽しむ人の割合が
悔しいけれど、やはり福岡とは比べ物にならないくらい高い。

それに、S・A・B席のS席から売り切れてゆく東京に対して
福岡では最後まで残っているのがS席。

そんな傾向に加えて
景気が悪い今の世情。
芸術・娯楽にかける費用は優先的に削減されているだろうし
“特別な楽しみ”である高価なミュージカルは
行きたくともそうそう行けないというのが
現実なんだろう。


生まれて初めて見た、生のミュージカルの舞台。
福岡シティ劇場の杮落とし公演『オペラ座の怪人』で
ミュージカルの迫力に圧倒され、その面白さに虜になった私。
あひょ的ミュージカルの原点は、シティ劇場だった。
だからとても残念で仕方がない。


けれど、2011年春の再開の話もあるようだし
それに希望をつなげて、状況の成り行きを見守るしかないな。


ところで。
県民性を書き連ねていてふと気付いた。

「新しモノ好きの、熱しやすく冷めやすい祭と酒好きの楽天家」
・・・なんじゃこりゃ。まるでワタシそのものではないか


そうかぁ。
どこに行こうが、やっぱりワタシは
正真正銘の福岡ケンミンなのねぇ・・・

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永遠の恋人

2010-01-27 08:34:00 | 私見・雑感
昔NHKで放映された『アリーmyラブ4』で一目惚れだった
ロバート・ダウニーJr.
今も熱い想いは何ら変わらない。





薬物地獄から立ち直り、天賦の才能を発揮し実力派俳優として活躍している姿がとても嬉しい(≧∇≦)





今年3月には『シャーロックホームズ』、そして6月には待望の『アイアンマン2』が公開♪




大きなスクリーンの画面でその超カッコイイ姿を観られるなんて(^w^)
ウケケケケ~!




さ、今日もお仕事がんばるぞ~(^o^)/








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命の根っこ

2010-01-26 22:36:00 | 私見・雑感

2010_01240008

三寒四温の日々が続いていますが
この繰り返しのリズムは、確実に春を招いているようで・・・。
法事で帰った実家の、庭の梅の木は
蕾がかなりふっくらとしていました。

また春が来るんですね・・・。


母方の祖母の七回忌。
久しぶりに会う親戚の姿に
長い年の積み重ねを痛感しました。
記憶の中では、いつまでも中学生くらいのワタシ。
・・・そりゃ、皆老けるはずだよねー。


普段は毎日の生活に紛れて
忘れてしまいがちな祖母のことも
今回の法事で、お坊様の読経を聴きながら
改めて思い出を辿ることが出来ました。


法要の最中
なんとなく、祖母が
帰ってきているような気がして。
ふと気付くと
お仏壇の燈明の飾りの鈴が
不思議にたったひとつだけ
ゆらゆらと、読経の間中揺れていました。


周囲の人に対して
とても細やかな気遣いをする、そんな生前の祖母が発した
集まった家族に対するささやかなメッセージだったのではないか・・・
なんて。


自分の存在が
どれほど多くの命と関わっているのか。

親戚の集う行事は
いろんなことを再認識させられますね・・・。

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ツボのオトコ

2010-01-26 08:31:00 | 私見・雑感
最近、朝の通勤電車でのモブログ率高しです。
帰宅してからパソコンに向かう気力がないの…(T^T)




それはさておき。
仕事で外出した折りに見かけた光景。
お昼前のスタバの店先で
コーヒー片手に静かに読書している若いイケメン君。
思わず一瞬足が止まりました。
思いもかけずご馳走を発見した野性動物の心境であります。
おおっ!美味そうだ~(o`∀´o)




CMのセリフではないけど、
整った顔立ちの若い男性が喫茶店で読書しているというシチュエーションはあひょ心の超ツボ。




その真剣な表情を横から眺めるのがイイのです。

端正な横顔がたまらない(≧ε≦)




読書中に限らず、男性の横顔を見るのが好きですねぇ。






通りすがりとはいえいや~、なかなか癒しのひとこまでしたわ。ホホホ…(^w^)





あと5日でまたひとつ年輪が増えてしまう。

年上専だったこのワタシが若い男性の観察に喜びを感じるようになるとは。




つくづく己の成(性)熟を痛感しますなぁ…(-.-;)

コメント (4)
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前世はジプシー?

2010-01-20 08:36:00 | 私見・雑感
思えば大学の頃から
およそ2年ごとに引っ越しをしている。
(府中は5年間で珍しく長期滞在したけど。)




そのせいか
毎年春が近づくとなんだかソワソワして心が落ち着かない。



どこかへ行きたい!


漂泊の思いが俄に沸き起こり
何かを待っているような妙な期待感に心の一部を占領されてどこか浮わついた日々を過ごすのだ。



ここではない、どこかへ。




いつも
心のどこかで
今住んでいるのとは違う別の土地を懐かしく恋しく思うこの性癖。





昔、ある占い師に
『あなたは水のような気質です』
と言われて
当時は???
全くイミがわからなかったけど。




決してひとつところに止まらず
全てを飲み込み
姿を変え
流れてゆく、水。





そんなことなのかな?と
最近になって思う。



ところで
今、流れたいのは
イギリス。





ジプシー娘には
合わないかな?

コメント (2)
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