あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

思いがけない再会

2020-02-03 12:53:13 | うみそら通信
のどかで静かな
いつもの休日の朝。

ラグに潜って包まれるぬくもりを全身で堪能するうみくんと
彼を見守るように傍らでスフィンクスと化すそらちゃん。
仲良しニャコムのほっこりのひととき。

と、今朝は
そんな普段通りの静けさが
「バンッ!」「ピッ!!」
という、聞き慣れない一瞬の音に続いて
「ニャニャッッ!!!」
驚いたニャコムの鋭い鳴き声で
突然一変したのでした。

その時キッチンで洗い物をしていた私は
『あぁ、またか!』と軽いショック。
作業は中断。
『今度は誰だろう・・・』と悲しい気持ちで薄いポリエチレンの使い捨て手袋を右手にはめ、リビングのデッキへ。

ウッドデッキの上でうずくまっていたのは
鮮やかなブルーとオレンジの色彩。

カワセミでした。

この写真は、うつぶせで倒れていたのをそーっと起こした直後の姿です。

幸いにも生きていて、怪我もないみたい。
窓ガラスに衝突した衝撃で軽い脳しんとうを起こしていたようでした。
目は閉じていたものの、脚でしっかり立てていたし、時折くちばしをパクっと開け閉めしていたのでとりあえず一安心。

我が家の周囲にはたまに猫さんが散歩しているので
襲われないよう、飛び立つまで側にいて様子を見守ることに。

そして、部屋にスマホを取りに戻って
千載一遇のチャンスとばかりに撮らせていただきました


まだしっかり目を閉じてる


網戸越しにニャーニャー騒ぐニャコム。
そりゃー触りたくて仕方ないよねぇ。


後ろ姿。
意外と小さいんだね。
くちばしは長いけど。
ホントに綺麗な青のグラデーション。

衝突直後は体をけばけばと膨らませていたのが
5分くらいかな
突然パッチリと目を開き、羽毛もシュッと元通りに。


この直後
パタパタとちょっと頼り無く飛び立ち、ミモザの木の枝に止まりました。

よかった、もう大丈夫だね。

痛い思いをさせてごめんね。

前にもカワセミが衝突したのですが
その時は悲しいことに死んでしまいました。

晴れると、景色が窓ガラスに写り込むらしく
たまにこんな事があるのです。

今回はホントによかった。
ガラスに貼っている衝突防止フィルムの頼りなさを痛感しつつ
窓に設置した日よけをしっかりと降ろしたあひょでした。
コメント
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