あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

変わる月、長月

2012-09-03 08:13:15 | 人生・生きかた

いつまでだらだらと暑い夏が続くのか、と
うんざり思っていたら

いつの間にか
朝夕の空気に
ひんやりとした秋の気配を感じられるようになってきました

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ルリタマアザミ(ヒゴタイ) 阿蘇・産山村 池山水源にて


突然ですが
今月から、無職のあひょです。(ええ~っ!!)

派遣社員として丸3年間お世話になった会社の経営が、とうとう行き詰まり
8月末で突然、契約打ち切りとなりました。

いろいろと思うところはあるのですが
今は・・・
ただ、ただ・・・・

果てしない解放感~


人間って
あまりにもストレスが長期に亘ると
防衛本能が逆に働くのか
一時的に何も感じなくなってしまうんですね。

呪縛を解かれて初めて
自分がいかに酷く囚われてしまっていたのかを
強く実感しております。


なんなんだろう、今のこの心身の軽さは!明るさは!!
私は自由だ~。

20120819_209
駒繋ぎ(こまつなぎ)マメ科  阿蘇・産山村 池山水源にて


・・・と、本当は手放しで喜んでばかりもいられない
早く新しい居場所を見つけなければならないのですが。

でも、今回は焦らずあわてず、じっくりと見つけたいと思います。


20120819_206
シロツメクサ 阿蘇・産山村 池山水源にて


3年ぶりのぷー太郎状態
心と身体を少しだけ休めて、新たなステージに備えますっ

コメント (4)
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ハッとした言葉

2012-04-12 08:48:33 | 人生・生きかた

120412_0822010001
感覚を研ぎ澄まして日々過ごしているとよく分かる。
必要な時に、絶妙なタイミングで
鍵となる人や出来事や言葉たちと出逢っていることが。

けれど自分自身のアンテナの感度が落ちていると
気付くことも、感じることも出来ない。

ネガティブな思いに囚われ、呑み込まれてしまわないように
自然や音楽や芸術に触れて、本来の自分の豊かな感性を取り戻そう。


さて。
最近特に胸に沁みる言葉です。


『思考に気をつけなさい』

思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい
それはいつか運命になるから。

マザーテレサ

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ゆるゆるナチュラリスト

2011-06-25 17:48:39 | 人生・生きかた

最初は、化粧品から。
学生時代に、某大手メーカーのファンデーションでかぶれたのがきっかけでした。
主に通販で、いろいろな無添加化粧品を試しつつ現在へ。

以来、身体に取り入れるもの、直接触れるものは
少しずつ、ゆっくりと時間をかけて、より自然な原料のものに変えてきました。


自然食品の会社に勤め、ハーブを学び始めてからは
更にその意識が強くなり・・・。


そんな最近の愛用品。
衣類用の洗剤はコレ。

マザータッチ 洗濯用 マザータッチ 洗濯用
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2003-08-25

入浴剤にも使える、というモノ。
香りは檜のすっきり爽やか系。


自然環境に負担をかけないし、身体にも良い
それだけでなく、実感として効果が感じられるから、好き。

抗菌作用に優れているから、消臭効果が絶大。
特に分かるのが、脇汗で濡れた後。
雨の日の生乾きの洗濯物のよーな、なんともいえない不快な臭いが悩みのタネだったのですが、ほとんど感じなくなりました。

それまで使ってきた、酸素系漂白剤ともおさらばです。
(ひどい汚れは、重曹を併用することで対応できるらしい)


先日、部屋の拭き掃除の際にふと思いついて希釈して使ってみました。
なんとなくベタついていたフローリングも、さらさらすべすべ。いいカンジです。


ゆるゆると、脱ケミカル。
最近のこだわり・・・、かな?


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めりっ!はりっ!!

2010-11-15 23:23:23 | 人生・生きかた

先週、ひっさしぶりに本と漫画を1冊ずつ買って。

なんか、元気が出てきた

ちなみに、買ったのはコチラ。

文庫版  豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫) 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)
価格:¥ 940(税込)
発売日:2010-10-23

海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス) 海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)
価格:¥ 530(税込)
発売日:2010-02-10

同時に買ったこの2冊。見た目の雰囲気ももちろん全く違うけれど
読んでみて面白い“違い”に気付いた。
『豆腐小僧』は小説のクセにすんごいマンガっぽい。それに対し
『海街』はマンガなのにまるで小説を読んでいるような気になる。

どちらも作家の味が色濃くて、本当に素晴らしい。
ちなみに『海街』の吉田秋生さんの作品は、是非一度読んで欲しい。
ソフトなのがお好みのかたは

ラヴァーズ・キス (小学館文庫) ラヴァーズ・キス (小学館文庫)
価格:¥ 630(税込)
発売日:1999-08
これあたりから。

ハードボイルドかつ長編OKなら、こちらを。
Banana fish (1) (小学館文庫) Banana fish (1) (小学館文庫)
価格:¥ 590(税込)
発売日:1996-12

そして〆はやはり
Banana fish another story (小学館文庫) Banana fish another story (小学館文庫)
価格:¥ 590(税込)
発売日:1997-11
これで心を洗い流して欲しいなー。うん。


一方、京極さんの小説といえば、まだ手に入れていないこちら。

西巷説百物語 (怪BOOKS) 西巷説百物語 (怪BOOKS)
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2010-07-24

巷説シリーズの最新刊。
「続」「後」「前」と続いての「西」。
“ほぉ、そう来たか!!”と。
書店で見つけたときには思わずニヤリ。
どんな内容なのやら・・・楽しみだぁぁ。
このシリーズもあひょ的超お薦め作品です。是非お試しを。


それはさておき。
ふと気付いた。
新しい本を読み終わった時の、なんとも言えぬ爽快感。
おぉ、久しぶりだなぁ、こんな感覚、って。

どうやら心の栄養が若干不足気味だったみたい、最近。
いろんな意味で、我慢することに慣れてきちゃって
受け容れることばかりが多くなって。

現状と折り合うことは必要なことだけれど
いつの間にか“減り”ばかりを感じ取るようになってしまってたんだな・・・って。


好きなだけ本を読んだり、音楽を聴いたり
映画を観たり、ヨガで身体を伸ばしたり
気の置けない友人と楽しく飲んだり、ハメはずしたり・・・。

そんな“ハリ”をもっと増やさなくちゃな。
そうそう、身体の疲れを癒す“鍼”もね。
いいトコ、探さなくちゃだわー。

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I'm in the dark!

2010-10-26 00:16:25 | 人生・生きかた

夜が長くなってきましたね。

仕事をしていると、一日があっという間で
夜も、家事を済ませたらなんだかぐったり。
秋の夜長を楽しむ、なんて素敵な余裕はなかなか持てませんが
それでもたまに、思いがけずぽこっと一人の自由な時間が出来る夜があります。

そんな日はやっぱり、映画、ですね。

ワタシはしつこい性格なので
特に気に入った映画は時間をおいて何度も観るタイプです。

・・・まあ、新作をあえて探さずに過去のお気に入りを観てしまう時って
たいていが精神的にちょっと低調なのですが。

しみじみ、あったか。
笑えて、あったか。
ただただ笑えて、スッキリ。

心の補修、です。


そんな感じで今回も、またまたしつこく観てしまいました。

バードケージ [DVD] バードケージ [DVD]
価格:¥ 4,179(税込)
発売日:2000-06-16


セント・オブ・ウーマン 夢の香り [DVD] セント・オブ・ウーマン 夢の香り [DVD]
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2006-06-23

特に↑この映画、もう10回以上は観ていると思います。
『ショーシャンクの空に』と並んで、一番好きな作品です。

アル・パチーノ演じる、盲目の退役軍人。
終わりの方で、それまで固く固く閉ざしてきた心の殻を打ち破り
深い絶望と悲しみ、孤独な心情を激しく吐露するシーンがあります。
それまで精一杯張り詰め、目を逸らしてきた自分の心の闇、そして弱さ。
心から信頼できる存在とめぐりあえたことで、初めて他人に
偽らざる自分の姿を曝け出す場面は
何度観ても心が揺さぶられます。

身体だけでなく、心の中でも背負っていた深い闇に
一筋の希望の光が差し込み始めた瞬間。

“I'm in the dark!!”
振り絞るような叫び声で吐き出されるこの言葉は
何故か、ワタシにとっては、不思議な安堵感を齎してくれる魔法のフレーズとなっています。
そのシーンの中で出てくる
“たとえ足が絡まっても、そのまま踊り続ければいいんだ!”というセリフと共に。


弱くってもいいんだ。
その弱さを認めて、たとえ格好悪くても
そのままの自分で、諦めず進みさえすれば、それでいいんだ、と
励まされてしまうのです。


心に残るセリフが多い作品ですが、もうひとつだけ。
「・・・心の半分は別れを告げたくて 心の半分はここに留まりたい・・・」
これもよく思い出します。シンクロする瞬間があるのですね・・・。


あまり有名ではない作品ですが、アル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した名作です。
まだの方は是非一度。

あ、そうそう。
物語中盤のタンゴのシーン。
これは圧巻。溜息モノです。お楽しみに・・・。音楽も最高、です。

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