2007年2月10日(土) 晴れ
2月12日(月) 晴れのち曇りときどき雪 →|
メンバー 山の神と私
コースタイム
2月10日 10:55たんばらスキーパーク第2駐車場11:25--11:50キッズゲレンデ横12:00--13:20スキー場横の丘(昼食)14:00--沢経由--15:10キッズゲレンデ15:30--15:40駐車場
2月12日 10:25たんばらスキーパーク第1駐車場10:40--キッズゲレンデ横11:00--センターハウス--11:45玉原湿原12:00--12:35ブナ平(昼食)13:25--センターハウス--14:30キッズゲレンデ
今年は1月に玉原の尼ヶ禿山を訪れたが、5年前に玉原高原スノーシューハイクをしていた。ついこの間のように感じていたが、もうこんなに時間が経っていたのだ。
2月10日 5:30に家を出発する。コンビニで買出しをし、関越へ向かう。遅めの出発で危惧したとおり、早々に渋滞にはまる。2月の3連休はスノーシーズンでいちばん混むのだ。8:00高坂SAに入り朝食とする。10:55にようやくたんばらスキーパークの駐車場に入る。第1駐車場はすでに満車で、第2に誘導される。¥500。雪は少なく、駐車場にはうっすらあるのみで比較的暖かい。
左:たんばらスキーパーク第2駐車場 右:スノーシューをはいて、いざ出陣
11:25着替えて駐車場を出た。道なりに歩いていくと、上り坂に入り、左手にスキー場のゲレンデが見えた。ハタと行き過ぎに気づき、少し戻って、ゲレンデ入り口へ移動する。向かって左手にキッズゲレンデがあり、その端でスノーシューを装着する。12:00ようやくスノーハイクはスタートした。
ブナの深い森を歩いていく。スキー場寄りに歩くと、BGMつきになる。
時折ゲレンデに流れる音楽が聞こえてくるなか、斜面を登高していく。鹿俣山手前で左手に回りこんでいく。谷筋にスキーの跡がくっきりとついていて、それを手がかりに、谷へ下る。ポンプ室のあたりで谷川を渡る。反対側斜面を上って、小高い丘で昼食にした。すでに時間は、13:20になっていた。
14:00腰を上げて、スキーヤーのトレースをたどりはじめる。途中から、そのトレースをはずれて、自力でコースファインディングする。この冬は雪が少なめで、谷を渡るのが厄介だった。どこも勢いよく水が流れている。谷筋に目を凝らして下って行くと、遠くに道標を発見した。その近くにスノーブリッジが見える。そこへ向けて下りていくと、そのブリッジの下のほうに丸太が少し見えた。丸太橋だ。恐るおそるその橋を渡り、無事反対岸にたどりつく。近くには別のスキーヤーのトレースがあった。
夏道の登山道に出て、道なりに進む。そのうち上のほうから、雪合戦中のこどもたちの歓声が聞こえてきて、それを頼りに強引にその斜面を上がる。ドンぴしゃりでスキー場に行き当たった。
2月11日 この近辺では最大のスキー場、尾瀬岩鞍で滑り倒し、ストレス解消。
2月12日 再び玉原高原へ舞い戻り、湿原そしてブナ平を散策した。
10:25たんばらスキーパーク第1駐車場に車を置く。¥1,000。10日のように混んではいない。一昨日来たばかりだから、キッズゲレンデまでは、もう勝手知ったるうちの庭みたいなものだ。スノーシューを装着し、11:00森の中を下っていく。林道に下りて、前の人が付けたトレースに追随し、中央広場へ向けて強引に雪壁を下っていく。
晴天は気持ちがいい。青空の下、雪原となっている中央広場を抜け、再び林道に戻る。センターハウスの建物横を通過し、湿原への分岐を右にとる。湿原に着くと、先行していた年配者グループが昼食中だった。山の神と私は10分ほど休憩して、再び歩き始める。湿原から先は森の中の急登になる。トレースははっきりとついている。
急登が終わると、そこはブナ平。12:35適当な場所でレジャーシートを広げて、昼食にする(冒頭写真)。快適な場所に人は集まってくるもので、遠くのほうで同じようにランチタイムを始めるグループがいた。のんびりと昼食をとっていたせいか、だいぶ冷え込んできた。13:25帰途につく。
左:センタハウスへの分岐 右:根元が曲がったブナの木に積もった雪。ツンツンする山の神
センターハウスと鹿俣山の分岐にたどり着き、そこからセンターハウスへ向かう。山スキーヤーのトレースがわずかにあったが、途中で途切れてしまい、あとは方向を見定めて進む。しばらく行くと、スノーシューのトレースが出てきて、明らかに登山道になる。センターハウスに出た後は、来た道をたどるだけ。14:30にキッズゲレンデに戻った。
帰りは、道の駅田園プラザかわばに立ち寄って、ブルーベリージャムを購入。16:30関越に上がると、すでに渋滞は始まっていた。
最後にこの山行の宿について語ろう。玉原と尾瀬岩鞍に行くことを考え、その中間にある温泉はないかと地図を見ると、いいあんばいに老神温泉があった。尾瀬に行くたびに前から気にはなっていた。さっそくターゲットをここに絞り、せっかく滞在するのだからと、外観に味のある有名な老舗旅館を選んだ。
泊まってみると、サービスはすこぶる悪かった。名前におぼれて、営業努力をしないんだろうね。暖房器具を置きすぎて、ブレーカーは落ちまくる。宿の不手際なのに、暖房を使いすぎだと客をなじる。スイッチを入れていたのは、あなた方だ。温泉に入りに行くと、ひどく混雑していたので、ちょっと時間をずらして再び行った。そのせいもあって少し夕食の時間に遅れたのだが、軽く嫌味を言われる。山の神は、決して悪気があるわけではなく、みな素朴で、思ったことをそのまま口にするだけだよと擁護していた。たしかに、そうとれなくもないが、やはり感じ悪い。
仲居さんにごはんを頼むと、奥に引っ込んだままで、いつまで経っても持って来ない。しばらくして別の仲居さんが来たと思ったら、何のご用でしょうかと来た。メシの内容がしょぼかったので、よけいにこの対応に腹が立ってしまった。予約上この宿に2泊したのだが、もうこりごりだ。これを書きながら、現在はどうなっているのかと、じゃらんのサイトでこの宿の口コミをチェックしてみると、1件サービスの悪さをあげつらっているものがあった。いまだに、改善なしということか。ホスピタリティという観念は、おもち合わせではないのかね。
参考
尼ヶ禿山スノーシューhttp://blog.goo.ne.jp/aim1122/d/20120115