三国山 標高 1636m 大源太山 1764.1m 群馬県
2004年6月13日(日) 曇り時々晴れ |
メンバー 山の神と私
コースタイム 9:00三国トンネル群馬側駐車場9:12--9:45三国峠(三国権現避難小屋)9:57--10:35三国山山頂10:50--(三角山小休止)--12:15大源太山(昼食)13:17--14:00小ピーク14:10--15:05三国峠15:15--15:40駐車場
5:15頃家を出発。関越に入り、高坂SAで朝食。それから順調に走って高速を下り、国道17号(三国街道)へ入る。三国トンネルを通過して、長野側の駐車スペースにいったん車を入れた。すでに十数台車が停まっている。トイレがないね、さっきのトンネル手前の駐車スペースにはトイレがあったよねと山の神と話しながら、引き返すことにした。
9:00誰もいないトイレつき駐車スペースに車を置く。外に出ると、思いのほかひんやりしている。気温は10℃しかない。身支度を整えて、車の後ろにある、2つの大きな案内板に視線を送った。嫌でも目に入ってくる巨大さだ。ひとつは、「上信越自然歩道」、もうひとつには、「ここは緑の回廊三国線」と書かれている。だいぶ気合が入っている看板だが、見る人は少ないだろうな。
左:三国トンネル群馬側駐車場 右:三国峠(復路撮影)。鳥居のそばで休憩
9:12出発。トンネルの手前から登山道へ上がっていく。たちまち山深くなり、すぐそこに道路があるとは思えない感じになる。
登高していくと雲が切れ、9:30頃青空がのぞき始める。登山日和になりそうだ。9:45三国峠に到着。ここには、古びた御阪三社神社、三国権現避難小屋がある。その傍らには、まだ真新しい「三国峠を越えた人々」と刻まれた石碑が建てられていた。歴史上の人物や明治以降の文学者などの名が連ねられていた。思わず、名前を目で追ってしまい、空想の世界へ、タイムスリップしてしまう。
坂上田村麻呂、弘法大師、伊能忠敬、良寛、与謝野晶子、川端康成等。
峠からは、よくもまあ、これだけつくったものだと感心するほど、長い木の階段が延々と続いている。階段歩きに飽きてきた頃、10:35三国山山頂に到着した。すでに10名くらいの先着さまがいる。幸福の鐘が設置されいて、登頂する人が順番に鐘を叩いていく。カーンと高い音が辺りに響き、三国山山頂の存在を周囲の人に知らしめている。山の神と私は、うるさいかなと控えめに小さくカンと鳴らしたのち記念撮影した。山頂は強風が吹き抜け居心地は悪いが、見晴らしは良好。目の前に苗場山の雄姿が見える。
10:50三国山山頂を後にする。アップダウンを繰り返し、三角山に到着。この安易な名前は、どこからそう見えるのかはわからないが、形状が三角なのだ(たぶん)。小休止して大源太山へ向かう。大源太山というと、谷川岳の近所にある上越のマッターホルンを真っ先に思い浮かべる人は多いだろうが、ここにも同じ名前の山があるのだ。
12:15大源太山山頂に到着。振り返ると、今通過してきた三国山が稜線の向こうに見える。梅雨の晴れ間だけあって、雲が多いが、なかなかの見晴らしに満足。ここで山の神とお弁当を広げる。
山頂で1時間ほどまったりしてから下山開始。まだまだ上ってくる人はいる。三角山で単独の人、すぐその先で2人組とすれ違う。意外に人気のある山なのだ。交通至便だからか?
15:05三国峠に戻る。あの長い階段を一歩一歩下ってきたら、膝にきて、足は棒のようになる。でも、ここまで来れば、下山したも同然。最後は涼しい森歩きとなり、15:40駐車場に到着した。
帰りの高速は事故渋滞に巻き込まれ、東京着は20時すぎとなった。いやはや。高速を下りて、腹が減ったとメシ場を探す。この頃の山の神と私のブームは、味の民芸でうどんを食べることで、さっそく店へ向かったのだが、運悪く駐車場が満車。店内で待つのはまだいいけど、さすがに駐車場待ちは嫌だなと、あっさりとあきらめ、違う店へと向かったのであった。