万次郎(ばんじろう)岳 標高1300m 万三郎(ばんさぶろう)岳 標高1406m 静岡県
2008年11月23日(日)~24日(月) 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム 天城高原ハイカー用駐車場9:08--(10:00万二郎岳)--10:07富士山ビューポイント10:17--(石楠立)--11:15万三郎岳(昼食)11:55--13:20四辻分岐13:25--13:40駐車場
またまたアーカイブ版。
修善寺あたりだと、11月中旬から下旬が紅葉シーズンのはずと思い、同じ伊豆だから天城山もいい感じに紅葉しているんではと勝手な想像のもと、いつものように山の神と家を出発した。
東名に入ると、6:00台のせいか交通量は多い。3連休の真ん中だからねえ。いやな予感がしたので、予定を変更してちょっと足を伸ばし、沼津で高速を下りることにした。そうと決まれば、まずは腹ごしらえ。足柄SAに入ってコンビニパンで朝食。
嫌な予感は当たったのかどうかはわからぬが、われわれの選択した道は比較的順調に進めた。9:00前に目的地である天城高原ハイカー専用駐車所に到着(隣は天城高原ゴルフ場)。なぜだか知らねど、先着さまが大勢。皆紅葉狙いなんだろうか。立派なトイレに寄って9:08出発。
登山口から四辻にはあっという間に着く。とりあえず皆ここでいったん立ち止まるのは、ここから本格的登山に入っていくからか。四辻からゆるやかに万二郎岳への道を上がっていくと、 おばちゃんの集団が山頂付近を陣取っていた。くつろげるスペースがないので、写真だけ撮って通過10:00。
万二郎岳から少し下った、「ぜひ休んでいってください」と言わんばかりのスペースで休憩。稜線の「最後のうっすら紅葉」と富士山のお出ましだ。ちょっとだけ海も見える。
ここから下ると、海が視界いっぱいに広がる。海が見える山というのも時にはいいもんだ。
馬酔木(アセビ)の長い回廊を行くと、石楠立(はなたて)に出る。そして最後の急登を上がると、ようやく万三郎岳に着いた(11:15)。ここも万二郎岳同様山頂は満員状態。しかも、みなお弁当を広げていてすぐに腰を上げる気配はない。でも何とかスペースを確保して、われわれも昼食。風が冷たく長居は無用と、早々に山頂を後にする。
寒い道を下っていくと、ブナの原生林。青空と森の景色で心安らぐが、葉はない。しかも万三郎までは、あんなに人だらけだったのに、なぜか不思議なくらい人に会わない。静寂があたりを支配している。
涸沢分岐を12:20頃通過。13:20四辻。ここまで来ると、元どおりの賑わいで、登山者だらけになった。ここで一休みして、駐車場には13:40に到着した。
この日は、伊東の健康保険組合の宿に泊まる。安く泊まれる温泉宿。
そして翌24日(月)の祝日には、城ヶ崎海岸をハイキング。万二郎・万三郎のおまけだ。
天気もまあまあだったこともあり、吊り橋とその界隈は観光客でごった返していた。映画に出てきそうな味わい深い枝ぶりの松、そして奇岩、青い海、自然満喫ですな。