アートインナガハマ★スタッフのブログ

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葉っぱのフレディ。

2012-12-03 12:34:27 | プライベート日記

皆さま、こんにちは。

時の経つのは早いもの。あっという間に 今年最後の月となりました。

今朝、メールチェックをしておりましたら、当ブログの1年前の記事が

届いておりました。

ちょうど今頃、当事務所裏庭の紅葉について記事にしておりました。

そこで、ちょっと裏庭を覗いてみると・・・

なんと、既に紅葉のじゅうたんが出来上がっておりました

この葉っぱの一つ一つを見て、私はある絵本を思い出しました。

『葉っぱのフレディ~いのちの旅~』

この絵本は、子どもたちが幼稚園の頃に、父が子どもたちへプレゼントして

くれたものです。

「内容は まだわかりにくいかもしれないけど、ぜひ読んであげて欲しい」

私にそう言って渡してくれました。

当時6歳と3歳の子どもたちには、フレディの気持ちがピンとこなかったかも

しれませんが、私は甚く感動したのを覚えています。

 

春に 大勢の仲間とともに生まれ、夏・秋と素晴らしい時を過ごした

フレディという一枚の葉っぱが、冬になり いよいよ枝から別れを告げる時がくる。

木枯らしが吹き、枝から吹き飛んでいく仲間を見ては、恐ろしくて死への恐怖に

震えている。しかし、その自然の巡りを 仲間のダニエルが優しく話す。

死は、まだ経験したことがないから ただ恐ろしいことに思うかもしれないが

自然は常に変化している。その巡りの一環であるということを優しく、優しく…

最期に一人残ったフレディも、いよいよ別れる時がくる。しかし、風に飛ばされ

落ちて行った先は、意外にもフワフワと温かく、居心地の良いところだった。

そうして、大自然の仕組みは寸分の狂いもなく、延々と続いていく・・・

そんな内容でした。

今年のお正月、実家で両親と私たち家族・妹家族が集まり、年始を楽しく過ごした

あの日、母がその10ヶ月後に亡くなるとは、想像もしませんでした。

母は、今年10月に旅立って行きました。フレディのように、死への恐怖と

戦った時もあったでしょう。しかし、母は今、フレディが旅だった時のように

病気の苦しさから開放されて、居心地の良いところで、眠っていると思います。

自然の仕組みの中で、私たちは生きている

そんなことを、ふと感じる紅葉のじゅうたんでした

 

 

 

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