朝、何事かと言う元気さでドアを叩かれた。
外に立っていたのは1階のY川さん。明らかに明るい顔にこにこ。
「あのね、これ私の初作品なの。小松菜なんだけど間引きしたのよ。お初だからお持ちしたの」
「それはそれはご丁寧に」10cm位、立派立派。
何時も畑で会うと「も少し大きくなったら、つまんで食べてね」なんて言われて
いたけれど人様の大事な物そうはいかない。
まさかドア口迄ご自分で届けて下さるとは感激で有る。
思わず「おめでとう」と言ったら、「本当ね、おめでたいね」と重ねて大喜び。
気持ちって大事だな~と思った。
「勝手にどうぞ」も好意のうちだけれど自宅まで届けて頂くと、気持ちに
感謝がプラスされる。
早速、茹でてシンプルに鰹節をかけて頂く。
朝から嬉しいプレゼント。「Y川さんいただきまーす」
何時もなら2口で頂ける量を敬意を表して4口で頂いた。ゆっくりと・・・・