セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

優れ物・爪切り

2014-03-10 | セカンドライフ
  私の使っている爪切りなんかどうでもいいかもしれないけれど、余りにも優れ物だと敬意を表してご紹介する事にしました。

大きくて青い方は日本製の爪切り。主に足の爪など切りにくい足の爪などには、気持ち良くパチンパチンと切ってってくれて心地良い。さすが日本製と思って喜んでいる日本贔屓の私。
小さい方は、バックにも入るしコンパクトで便利に使っていた。これが何と25年程前の物。会社の重役がドイツに庭園や街の景観等を視察に行った際に「こんな物ですが」と遠慮がちに、お土産に下さった物。私はこのマークに見覚えが有り「嬉しいです、ドイツの有名メーカーの優れ物」と大喜びをしたものだ。ところが誰ひとり喜ぶ人がいなくて、頂いてもポンと引き出しに入れたままで滅多に使っていなかった。
   
                    
  日本製とのサイズの違いが分かるかしら?本体は5.7cmです。一寸見にくいかしら?上が切る部分立っている所はヤスリ。カバーも皮が立派です
何が凄いってね、最初から切れ味が変わらず、コンパクトだけどパッチンなんて音がした事がないの。サクッサクッと爪を切ってくれるの。切れ味の鋭い事。
まあ最初だけかな?なんて思って今日、再度確認の為両手の爪を切って見た。やっぱりパチンなんて品のない音は全く無く鮮やかにサクッと切ってくれた。言い過ぎました。爪切りは、パッチンと音がするのが普通です。

この双子のマークって言うのかしら?
ツヴィリング・J.A.・ヘンケルスは爪切りのみならず、包丁・ 事務用はさみ・ 台所用はさみ・ キッチン用品等の金属製品で有名なメーカーなのだ。ドイツにはゾーリンゲンも有名だわね、よね、違っていたらお教えてね。
この工業用品で有名とは言われても、やはり実績がものを言うわけで・・・・と、それをもう、ご紹介しても、バチが当たらないと思うの。さびる事もなく、切れ味が25年経っても変わらず、それを優れ物としてご紹介しなかったら、申し訳ない気がしてね。
おみやげに下さった重役さんは、現在は既に大分県で自給自足の生活をされている。今度ハガキを書いてお礼を申し上げようかしら?「そうだったかのう、もうわしは忘れましたですよ」なんて言われるかも。毎年年賀状で「頑張っています」と書いて下さる。役職は偉いのに、いつも腰を低くし揉み手をしながら会話する男性だった。帯刀さんと言う苗字を一回で読める方は少なかった。