セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

精進落とし

2014-03-14 | セカンドライフ
精進落としとは かつて遺族は、忌明けまで魚や肉類を断ち精進料理を取る習わしでした。「精進落とし」は忌明け後初めて精進料理以外の食事を取ることを意味していました。 現在ではそういった意味は薄れ、葬儀でお世話になった人達への感謝と慰労のために行う宴席を指すようになりました。
宴席には僧侶、世話人、友人、知人など数十人を招きます。
精進落としは喪家がお世話になった方を接待する宴席ですので、喪家の席次は一番下座になります。一般的に、僧侶が一番上座に座り、以下世話役代表、来賓、会社上司、友人、知人、近親者、親戚、遺族、喪主という順に座っていきます。
HPよりコピー
 初七日も同時に終わり、最後の精進落としとなった。何せ量が多くて、お寿司、お黒飯⇔お赤飯これでもかと出て来るので、最初からお持ち帰りのパックが置いて有る。                  
 私は全くカメラの事を忘れていて娘より、提供


不謹慎かもしれないけれど、今回の私は、数十年振りに会えた従姉妹たちが沢山来てくれたので、少しずつ会話が出来て嬉しかった。父方の従姉、母方の従妹達と会話が出来て本当の自分を取り戻したような気持を味わった。これも母の葬儀だったからなんだけど、故人と言うのは、こうして有難い事も残してくれるのだと納得した。

バスで帰ろうと重い荷物を持って出たら、姪がバスより電車で帰りたいと言い出して、これ又何十年振りかに「特急さざなみ」館山→東京、に乗り5人で帰京した。姪達は自分の母親が、どんなに大変な事でも頑張ったかなんて一度も聞いた事がなく「初耳!」と言うので、もう終わった事なので「あなた達のお母さんは偉かった」と聞かせて上げた。
こんなにゆっくり姪や子供達と一緒の時間を過ごすのも珍しい事だ。悲しいとばかり思えていた事も、嬉しい事も、母からのプレゼントだと思え心が軟らかくなった。重い荷物は息子が持って呉れ助かった。