去年の秋、ケンとのお出かけの参考にもなるしと思って、
大好きなブログ「富士丸な日々」の穴澤氏の本「富士丸おでかけ日和」を一冊買った。
ここもいいね~、あっ、ここには行ったことあるわ。
よし、今度ここにケンを連れて行ってあげよう、
そう、旅本のような感覚で楽しめる本でね。
本の中には、可愛い富士丸と穴澤氏が楽しげに過ごしている写真もたくさん載っていて。
と、数日後、富士丸急死を知ることになり、当時はよその犬ながら大変落ち込んだものでした。
あの悪夢な日から一年、穴澤氏がこれまでの辛い経緯を詳しくまとめた本が出た。
どうしようかなー、欲しいけど見るの怖いなー・・・
いざ買いに行くと、売り切れで買うことが出来なかった。
と、パパさん覚えていてくれたみたいで、探して買ってきてくれた。
「またね、富士丸。」
読みながら、先代ゆうくんが亡くなったときと同じだ、イヤ自分の方がもっとひどかった、
でも、この部分はここまでではなかった・・・とかいろいろ思った。
本の中には、大型犬のわりにまぬけな表情で、
そこがまた可愛くて、の写真もあって。
初めの1冊を買ったとき、
どんどん富士丸の本が増えるんだろうな、と思っていたら、
我が家はこの2冊でおしまいになってしまった。
穴澤氏はこう言っている、
富士丸は息子だった。
ほんと、息子なんだよね。
可愛い可愛い、息子。
富士丸の本を読んで、心の準備しておかないとと思うけど、
到底できないことだと思う。
そんな悪夢な日が、もっとずーっと先に訪れますように。
いや、訪れませんように。
あっ、ごめんごめん、
アップ撮ろうとして近くに寄ったら、
足元つまずいて起こしちゃったよ。
ケンケン、こんなまぬけな母しゃんと、
優しくて、ケンが調子悪いとメソメソ泣くパパさんと、
一日でも多く一緒にいてよね。
頼むよ。