はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">吉田篤弘「つむじ風食堂の夜 文庫版」出版。</font>

2005-11-13 21:03:33 | クラフト・エヴィング商會
クラフト・エヴィング商會の作文担当こと吉田篤弘氏の「つむじ風食堂の夜」が文庫になって出版されました。
月舟町というちいさな町を舞台にした、ちょっと不思議でアヤしく、あったかい、とぼけた話。
クラフトエヴィング商會の根っこのひとつが垣間見える作品がこのお手軽価格。
文庫カバー見返しには著者吉田篤弘氏の顔写真も。珍しい露出、貴重です(笑)。
「古いもの」や「そこはかとないもの」がお好きな方にはおすすめ。
興味のある方はアマゾンのリンクから様子をうかがってみてください(笑)。
ちなみに私はクラフト・エヴィング商會の「クラウド・コレクター~雲をつかむような話~」が大好きです。大好き過ぎて今まで一体何冊買ったんだろうというほど友人に贈りまくっています(^^;。
興味のある方はこちらもぜひ。ハードカバーがおすすめです。


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<font size="-3">「命の授業」に疑問。</font>

2005-11-12 23:13:16 | 役にたたない獣医学ひとくちメモ
フジテレビで放映されている「たけしの日本教育白書」で紹介された「命の授業」。感動的な教育話のように紹介されていますが、畜産に携わる者としては非常に疑問です。
食用豚は愛玩動物ではありません。
食用豚には食用豚の尊厳があると思います。
育てて食べるならばきちっと6か月肥育し、しかるべき検査を受けて食用にすべきです。
3才の雄豚ではもはやまともな食用にはなりえません。
事前に必要なリサーチもせずに、いたずらに飼い続けて感情移入し殺す殺さないでもめる様子は、私には命を弄んでいるようにしか見えませんでした。
子供たちと動物たち双方のためにも、教育へ安易に畜産の真似事を取り入れるのはお願いですから止めてください、と心から思いました。
テレビの影響が心配です。



<font size="-3">鳩を拾った話。</font>

2005-11-11 23:51:32 | さもないこと
鳩を拾いました。
いや、正確には、鳩を保護する手伝いをしました(^^;。
出張の帰りに某大形スーパーで買い物をして外に出ると、雨の中駐車場をハトがうろうろしていました。
明らかに不自然。
近寄ってみると、脚に標識が。
どうやらレース鳩のようです。
野生動物なら手出し無用で放っておく主義ですが、飼養動物ならば話は違います。
捕まえられるか様子を見ていると、気がつけばスーパーの店員さんが傍らに。
「捕まえられればカゴにでも入れておくんですけど、私、触るの苦手なんですよ・・・」と店員さん。
微妙に逃げる鳩を刺激しないよう追いかけること約5分、確保成功。
店員さんの用意した即席鳥かご(買い物カゴを二つくっつけたもの。ナイスアイデア。)へ無事保護しました。
「あとはこちらでやります」とのことなので、レース鳩であることを説明し、脚輪の電話番号と飼い主名を読み上げ、連絡してみるよう助言。
あとは水と餌を与えた上で、布をかけて保温できそうな場所に置いておくよう指示してきました。
電話の市街局番からすると、そう遠い場所ではなかったようなので、おそらく一両日中には飼い主の元に戻ることでしょう。
よく考えると、雨の中、夜の駐車場で鳩を追いかける人間の図は笑えます(^^;。
そして、気がつけば色々指示していた自分。
腐っても鯛、ならぬ、応用でも獣医。
臨床から離れてからずいぶん経ちますが、やっぱり自分は獣医師なのだなあと帰りの車を運転しながら感慨深かったです(笑)。



<font size="-3">読書用眼鏡。</font>

2005-11-07 21:24:11 | さもないこと
megane01読書用眼鏡を新調しました。
じつはわたくし、生まれつきの軽い遠視。つまり、裸眼では近くを見るのが苦手です。
ところが、遠視用眼鏡をかけると今度は遠くが見えなくて困ってしまいます。
なので、折衷案として、いつもは弱めの眼鏡をかけていました。
しかし、どうも最近目が疲れて仕方がありません。
本馬鹿なのに本を読みたくなくなるという異常事態にまで発展。
そこにきて、先日の東京遠征の折に理想の眼鏡フレームを見つけたので、少し度の強いレンズで読書眼鏡を作ってもらいました。

megane02無印です。ラウンドタイプで細くて軽いフレーム。パット無し。私にとってはパーフェクト(笑)。
どうも顔の幅が狭いらしく、小さな眼鏡でないと落ち着かないのです。
19世紀末あたりの眼鏡が理想なのですが、ところがどっこい、これが、探すとあまり無い。現在常用している眼鏡も小さいほうではありますが、今回のものと比較するとこれだけ違います。
megane04

なにはともあれ、これで安心して本が読めそうです(^^。





<font size="-3">「ラーメンズポスター展」メモ。</font>

2005-11-06 23:32:19 | お知らせ
「ラーメンズポスター展」、昨日は「ウソツキー」観劇前に急いで寄ったため、じっくり見ることができませんでした。昨夜の宿泊地が横浜でしたので、代官山へはみなとみらい線から一本で行けるなあ、と考え、本日リベンジして参りました。
11時開場かと思っていたのですが、12時少し前に着いてみると入り口から長蛇の列。どうやら12時から開場だった模様。そしてどうやら、今日は展覧会記念ポスターの予約受付日。それゆえの行列だったようです。特に急ぐわけでもありませんし、せっかくなので私もポスター予約に並んでみました。
予約は取れましたが、聞いてみれば日程的に受け取れるかどうかがギリギリであることが判明。悩ましいです。
それはさておき、並んでいる間に小林氏のメッセージ文をじっくり見ることができるという思わぬ特典が(笑)。
その後も、昼の明かりの中で展示をじっくりと見ることができました。
昨夜の展示では照明の関係で見えなかった部分も今日はしっかり見えました。
いろいろな気付きもあり、リベンジにトライして良かったなと思います。


ところで、以前からネタバレを含みそうな記事の収納場所に苦慮しておりました。
このたび、ふと思い立ってメモを格納するための「メモ帖」ページをつくってみました。
さっそく、この「ラーメンズポスター展」のメモを格納いたしましたので、興味のある方は必要に応じてご笑覧ください。(展示内容について完璧にネタバレしておりますので、ご注意を。)


メモ帖は→こちら




<font size="-3">東京遠征ふたたび。</font>

2005-11-05 23:59:37 | piper
東京で芝居を2つと展覧会を1つ観て参りました。
まずは、銀座のルテアトル銀座で上演されている「ダブリンの鐘つきカビ人間」13時公演。
2回目の観賞、感慨もひとしおでした。前回よりも後方で観たので、照明や全体の美しさにとりわけ気付くことができました。
つぎに、代官山(住所は恵比須)のギャラリー(g)で開催中の「RAHMENS POSTER EXHIBITION」。
good design companyがグラフィックを担当してきたラーメンズのポスター、フライヤー、グッズ、ビデオパッケージ等を総覧する貴重な展示でした。小林賢太郎氏がデザインしていた初期の公演フライヤーや幻ともいえる「日本語学校CD」のパッケージも見ることができます。ポスターも、販売用のB2版だけでなく、広告用の全版ポスターがあって圧巻。一方の壁には小林賢太郎氏の直筆メッセージもありました。ラーメンズ好きには特におすすめです。
最後に、下北沢のザ・スズナリで上演中の猫のホテル「ウソツキー」18時半公演。
久ヶ沢徹氏御出演ということで足を運びました。猫のホテルは初体験。どんなものかと思っていたら、笑いを原動力に押し進められる不思議な舞台でした。笑わせ方も独特。久ヶ沢さんも炸裂で、存分に楽しませていただきました(^^。
ところで、目を引かれたのが池田鉄洋氏。氏の持つ空気と存在感。また気になる役者さんが増えてしまいました(笑)。



<font size="-3">「実録、ハンコ修行!」に追加。(42)</font>

2005-11-05 05:19:38 | お知らせ
フォトアルバムを転用した「実録、ハンコ修行!」にハンコを3つ追加しました。
はじめの二つは「ダブリンの鐘つきカビ人間」再演記念。微妙にネタバレですので、未見の方はご注意を。
最後は「ウソツキー」記念久ヶ沢さん関連ハンコ。(ネタバレ無し)
興味のある方はどうぞご笑覧ください。


「実録、ハンコ修行!」は→こちら



<font size="-3">フジテレビに久ヶ沢氏。</font>

2005-11-04 21:46:04 | 久ヶ沢徹
現在フジテレビで放映中の「赤の組曲」に久ヶ沢徹氏が出演しています。
録画していたのであとで見ようと思っていたのですが、帰ってテレビをつけてみると聞覚えのある声が!
久ヶ沢さん、地方の刑事役で御出演です。
(刑事役がすっかり板についてらっしゃる・・・笑)
予想以上にしっかり映ってらっしゃいました(^^。
これからの展開でも再登場なさるでしょうか・・・・?
楽しみです。



<font size="-3">都市の風景。(1)</font>

2005-11-04 00:04:50 | アートなど
先日の東京遠征で出会った風景です。
インター・コミュニケーション・センターへ行った時、新宿から初台までを歩きました。
思ったより長い距離で後悔もしましたが、途中、面白い風景に出会えたのでまあ良しとしましょう(笑)。
いちばん印象的だったのが、NTT東日本本社ビルとその近隣ビル。
質感の違う3つのビルの対比がとても強烈で、なんだかクラクラきてしまいました。

ntt

横浜で印象的だったのが、日本通運ビルとランドマークタワー。
ある場所から見ると、3つのビルがちょうど左上がりの直線に並んでいるように見え、とても面白い。

yokohama01

都市の風景もなかなか捨てたものではないですね。


<font size="-3">佐藤雅彦「四国はどこまで入れ換え可能か」。</font>

2005-11-01 22:51:23 | アートなど
10月28日に新潮社から出版された文庫本、佐藤雅彦氏の「四国はどこまで入れ換え可能か」を購入しました。
内容は、2000年に「ねっとのおやつ」としてweb上で配信されていた短編アニメーションを書籍化したもの。「ねっとのおやつ書籍版」としてすでにマガジンハウスから出版されているものとほぼ同じ内容ですが、今回、文庫化にあたっての経緯などを記したあとがきも新たに加えられています。それを読めば題名を変えた理由も納得。本書の本質をズバリ表わした題名選択はさすがです。
「ふふっ」「にやり」「おおっ!」「へえ~!」「なるほど!」が詰まったこの本は、さながら、佐藤氏の豊富なアイデアの見本市。
しかも、文庫になっても「レッツ錯視!」等、驚きの仕掛けは健在。
これでこのお値段はかなりのお買得かと。
おすすめです。

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なお、オリジナルバージョンともいえるアニメーションを収録したCD-ROM版はこちら↓
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動きと「間」があってこそ面白い作品も多いので、個人的にはこのCD-ROM版がとてもおすすめです。


ちなみに、マガジンハウスからの書籍版ねっとのおやつは↓こちら
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